雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

中之島側から見た社屋

2010年03月04日 14時36分40秒 | 雑感
 大阪駅のホテルグランビアで朝食会があり、徒歩で出社しました。写真の川は土佐堀川です、この川が北区と西区の境界になります。この写真は筑前橋という橋の上から撮った写真です。

 さて、来年度から「魅力あるリバーフロント形成に向けた水辺協議会」という大阪市の会議に参加することになりました。もちろん地域の住民を代表してです、私たちの会社はこの地で設立してから38年にもなります。土佐堀川周辺には古くからの住民が少ないこともあって選ばれたのだと思います。

 テーマは川を意識したまちづくり、そして自主的まちおこし(ムーブメント)の育成となっています。防波堤の緑化も含まれており、3カ年計画で中之島周辺を整備していく事業だそうです。

 大阪の経済状況は今最悪です。大阪同友会の理事会資料によると、

1. 生活保護世帯は全国でトップ。
2. 1996~2005年まで事業所の減少率も全国でトップ
  (約5年で10%の減少、10年間で10万事業所が減少)
3. 有効求人倍率が急速に低下し、失業率が全国でトップ
4. 月平均の給与所得が98年から低下し続け、2人以上の世帯の1ヶ月あたりの可処分所得が全国で最低
  (実収入も下から2番目)

と、大阪生まれの大阪育ちとしては悲しくなるような状態です。

 商いのまち、中小企業のまちとして栄えてきた大阪が、グローバル化の影響をもろにかぶってしまったようです。あっというまに創業の地をすてて海外へといってしまった家電メーカー。本社機能と予算がどんどん東京へ集中していった2005年以降の実質的な一局集中を手をこまねいて阻止出来なかった行政の責任は大です。

 今、地域の雇用を実質的にささえているのは私たち中小企業です。仕事をなんとかこの地域で創りだして地域で経営資源がまわり、お金を循環させることを実践しなければなりません。

 当社も原材料などの仕入れは、少々高くついても地元の企業からを仕入れを優先しています。工場にしても人件費の安い地域をもとめてさすらう大企業のようなまねは私たちはできないのです。そのかわり地域のことを考える熱心さは誰にも負けません。

 生まれそだったまちのしあわせを願わないひとがいるでしょうか。地域づくりのネットワークにご賛同いただける方は是非ご一報ください。
 
SP本舗・二口印刷のホームページはこちら
ご拝読ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿