中小企業家１１月号編集後記

「地域貢献」

　ビール片手にサッカー観戦とKINCHOスタジアムに行った。専用スタジアムはピッチとの距離が近く、ボールや身体とのコンタクト音も聞こえ、迫力満点である。大日本除虫菊株式会社がネーミングライツを買ったとのこと。素晴らしいことだ。大阪ドームが京セラドームになった時、在阪企業に決まらなかったのは大阪人としては複雑な思いだった。
　KINCYOの本社はうちの町会のご近所さんだ。そういうわけでKINCHOスタジアム。ブラボー。この日の相手は新潟だったが、試合もセレッソ大阪が勝ち。万々歳。
　大企業の地域貢献はスケールが違う。だからこそ私たち中小企業家には、より地域住民に近いところでの貢献が求められているはずだ。
　目立つことはしなくてもいい、まず自らが自治会や町会に参加することだ。西区役所との懇談会に地元会員として参加して感じたことだが、相手はお役所ではない。同友会の会員一人一人が地域の人たちの信頼を得ること。すべてはそこから始まる。
　

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