抜糸と抜鉤

医療ネタです。
前回「抜糸や抜鉤もまだなのに」と書きましたが・・

抜糸はわかりやすいですね。
傷口を糸で縫ったのを抜くことですね。
抜鉤（バッコウ）は聞き慣れない言葉ですね。（ひょっとして私だけ？）
傷口を糸ではなくて
ホチキスみたいなもので止めたものを外すのが抜鉤。
バッコウと入力してもＡＴＯＫは変換してくれません。

何故「抜糸や抜鉤もまだなのに」かというと、
私、縦横にお腹切られたのよね。
それは術前に聞いていたからいいのだけれど・・・
ちょいと文句があります。

なんか縫合に「愛」を感じないのよね。
そりゃ若い娘っこでもないから仕方ないのかもしれないけれど、
一応「女」なんだからさぁ～もう少し丁寧にしてくれてもいいのではないの？
横傷にはホチキス。数が多けりゃいいのかってくらいの数。
縦傷には無造作な糸縫いとホチキス。
わぁいｗヘソピだ～なんて面白がっている場合じゃないですよ？
家庭科１だったでしょ？てなくらい。
まつり縫いなんて出来ないでしょ！てなくらい不器用すぎ！

私が入院していたのは大学病院だったから
縫合は研修医の練習台だったのかな？
でもそうだとしたら、若い医者がそんな意識じゃ日本の医療の未来は暗いわ。

自分で見ても、何じゃこりゃ？だったのですが、
術後初の教授回診の時に、私の傷跡見て教授が一言・・・
「なに？これ」
・・・・・・・・・・・・・・あ・・やっぱり？
主治医達があわてて何か言っていたけど、
恨むぞよ～～～～！

まあ・・どうせ今までもこれからもビキニ着ることもないし、
殿方に見せることもないしね。ふん！だ！