四月五日付の朝日新聞三十四面より
息子自殺―なぜ
痴漢容疑で聴取の23歳、「すべてがめんどう」メモ残し
痴漢の容疑で警察に事情聴取された一人の若者が自殺した。父親はその死に納得できずにいる。 (石田博士)
神奈川県平塚市に住む医師(53)の説明によると―。
1月28日午前3時過ぎ。自宅の電話が鳴った。受話器から会社員の長男(23)の声が聞こえてきた。
「いま警察署にいるんだけど、迎えに来てくれますか」
あわてて平塚署に向かうと、疲れ切った様子だった。3時間以上、事情聴取を受けていた。容疑は迷惑防止条例違反―痴漢だった。
捜査員から「在宅で捜査する」と伝えられた。2人で署を後にするとき、「わかってるな、これで終わりじゃないぞ」とも言われた。
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自宅に戻ったころ、時計は午前4時半をまわっていた。長男はこう説明した。
《会社から帰宅するためにJR東海道線下りに乗った。27日午後11時35分ごろ、茅ヶ崎―平塚間で仕事の資料を読みながら寝入ってしまった。平塚駅の直前で隣の女子高生が怒ってきた。寄りかかって手が太ももに触れてしまっていた。駅員室に連れて行かれ、警察署に連行された》
長男は寝入ったことについて「仕事が忙しく、前日徹夜して疲れていたから」と話した。捜査に対しては「痴漢をやったという前提でしか話が進まない」「故意でないといっても全く信用されない。でも証明できるものが何もない」と語った。
父親は「迷惑をかけたことは謝ろう」「痴漢の意図がなかったと正々堂々と主張しよう」と言い聞かせた。
長男は「決めつけられて怒鳴られるから、だんだん気持ちがなえてきた」とつぶやいて自室に戻った。30分後、くたびれたスーツのまま部屋から出てくる。「眠れないから会社に行く。仕事する」といい残し、家族が止めるのを振り切って出て行った。
長男は翌日の午後、遺体で見つかった。家を出てわずか15分ほど後に近くのマンションから身を投げていた。
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死の直前、携帯電話から自らのサイトに短い文章を書き込んでいた。遺体とともに見つかった走り書きのメモもほぼ同じ内容だった。
「ずっと自殺願望はありました。すべてがめんどくさい。ありがとう。さようなら」
父親には、長男がやってもいない痴漢の嫌疑をかけられたことで死を選んだとしか思えなかった。有名私立大を卒業し、希望していた旅行会社に入って1年目。休日には、中学時代からの友人と組む漫才コンビでけいこをし、コンテスト出場も目指してもいた。
父親は弁護士に相談し、警察署長と面会した。真実を教えてほしいと願う女子高生あての手紙を託した。
3月中旬、高校生の親から「手紙を受け取った」と電話があった。父親は、女子高生は状況をこう話しているとの説明を受けた。
《座っていたら男が身を寄せてきて、スカートの下の短パンの中に手が入ってきた。男のイヤホンを取ったら、へらへら笑っているだけだったのでけりを入れた》
友人・恋人・周囲は
中学時代からの友人男性(23)の話
自殺願望なんて聞いたことがない。痴漢をしていたら、彼は親に言うと思う。疲れた状態で厳しく取り調べられ、思考が停止してしまったのでは。置換はひどい犯罪という世間の空気の中で、周囲に迷惑をかけながら戦うことに絶望したのだと思う。
長男と1年間交際していた女性(23)の話
まじめな人でした。いつもカバンに会社の資料を詰め込んで「電車の中で読むとはかどるんだ」と言っていました。その週末には横浜でデートする約束をしていました。彼にとって信じがたい出来事が起きて、将来が見えなくなったんじゃないかと思います。
長男が勤めていた旅行会社の上司の話
まじめで前向きな社員だった。新入社員としては十分足りているレベル。自殺の動機は仕事上は何も思い浮かばない。残業するほどの仕事はさせておらず、休日出勤も命じていない。資料の読み込みもハードルなどは設けておらず、自己啓発的な意味合いだった。
両親の相談を受けた望月賢司弁護士の話
非常につらい事案だ。彼が亡くなっている以上、彼らの言葉を信じてあげたい。だが、実際に痴漢の嫌疑が冤罪であると裁判で晴らすには膨大な時間と費用がかかる。取調べがどのようなものだったかを知ることも非常に難しい。
「取調べは通常通り」
捜査した佐藤信晶・平塚署長の話
女子高生は事情聴取に対し、触られた当時の状況を細かく説明している。(長男を逮捕しなかったのは)目撃者がおらず、両者の説明が大きく食い違っていたから。さらに呼んで調べる予定だった。(痴漢の冤罪が)社会的に問題となっている中で慎重に対応した結果だ。被害を訴える人がいて、矛盾点を追求するために一生懸命取調べをした。それを行き過ぎだと言われれば警察は仕事などできない。(自殺は)気の毒とは思うが、取調べは通常通りで問題なかった。
文章は原文どおりです。
まぁ…そういうことです。
たかがそんなことで自殺すんなと、言いたくなるとこもあります。
そして、文章からするに軽そうな女子高生はまじめに話せと。ま、ほんとにほんとなら仕方がないけど。
そして、弁護士には、真剣にそのことについて考えろと言いたくなります。自分のことしか頭にないみたいに聞こえるZE
警察は氏ねば良いと思います。
細かく言ってると、真面目に色々と意見はあるんですが、描いてると長くなりそうなので。。。w
この事件について検索かけても出てこないんですよ…。
おかしいなぁって。
さて、皆さんはどんな意見をお持ちでしょうか…?
息子自殺―なぜ
痴漢容疑で聴取の23歳、「すべてがめんどう」メモ残し
痴漢の容疑で警察に事情聴取された一人の若者が自殺した。父親はその死に納得できずにいる。 (石田博士)
神奈川県平塚市に住む医師(53)の説明によると―。
1月28日午前3時過ぎ。自宅の電話が鳴った。受話器から会社員の長男(23)の声が聞こえてきた。
「いま警察署にいるんだけど、迎えに来てくれますか」
あわてて平塚署に向かうと、疲れ切った様子だった。3時間以上、事情聴取を受けていた。容疑は迷惑防止条例違反―痴漢だった。
捜査員から「在宅で捜査する」と伝えられた。2人で署を後にするとき、「わかってるな、これで終わりじゃないぞ」とも言われた。
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自宅に戻ったころ、時計は午前4時半をまわっていた。長男はこう説明した。
《会社から帰宅するためにJR東海道線下りに乗った。27日午後11時35分ごろ、茅ヶ崎―平塚間で仕事の資料を読みながら寝入ってしまった。平塚駅の直前で隣の女子高生が怒ってきた。寄りかかって手が太ももに触れてしまっていた。駅員室に連れて行かれ、警察署に連行された》
長男は寝入ったことについて「仕事が忙しく、前日徹夜して疲れていたから」と話した。捜査に対しては「痴漢をやったという前提でしか話が進まない」「故意でないといっても全く信用されない。でも証明できるものが何もない」と語った。
父親は「迷惑をかけたことは謝ろう」「痴漢の意図がなかったと正々堂々と主張しよう」と言い聞かせた。
長男は「決めつけられて怒鳴られるから、だんだん気持ちがなえてきた」とつぶやいて自室に戻った。30分後、くたびれたスーツのまま部屋から出てくる。「眠れないから会社に行く。仕事する」といい残し、家族が止めるのを振り切って出て行った。
長男は翌日の午後、遺体で見つかった。家を出てわずか15分ほど後に近くのマンションから身を投げていた。
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死の直前、携帯電話から自らのサイトに短い文章を書き込んでいた。遺体とともに見つかった走り書きのメモもほぼ同じ内容だった。
「ずっと自殺願望はありました。すべてがめんどくさい。ありがとう。さようなら」
父親には、長男がやってもいない痴漢の嫌疑をかけられたことで死を選んだとしか思えなかった。有名私立大を卒業し、希望していた旅行会社に入って1年目。休日には、中学時代からの友人と組む漫才コンビでけいこをし、コンテスト出場も目指してもいた。
父親は弁護士に相談し、警察署長と面会した。真実を教えてほしいと願う女子高生あての手紙を託した。
3月中旬、高校生の親から「手紙を受け取った」と電話があった。父親は、女子高生は状況をこう話しているとの説明を受けた。
《座っていたら男が身を寄せてきて、スカートの下の短パンの中に手が入ってきた。男のイヤホンを取ったら、へらへら笑っているだけだったのでけりを入れた》
友人・恋人・周囲は
中学時代からの友人男性(23)の話
自殺願望なんて聞いたことがない。痴漢をしていたら、彼は親に言うと思う。疲れた状態で厳しく取り調べられ、思考が停止してしまったのでは。置換はひどい犯罪という世間の空気の中で、周囲に迷惑をかけながら戦うことに絶望したのだと思う。
長男と1年間交際していた女性(23)の話
まじめな人でした。いつもカバンに会社の資料を詰め込んで「電車の中で読むとはかどるんだ」と言っていました。その週末には横浜でデートする約束をしていました。彼にとって信じがたい出来事が起きて、将来が見えなくなったんじゃないかと思います。
長男が勤めていた旅行会社の上司の話
まじめで前向きな社員だった。新入社員としては十分足りているレベル。自殺の動機は仕事上は何も思い浮かばない。残業するほどの仕事はさせておらず、休日出勤も命じていない。資料の読み込みもハードルなどは設けておらず、自己啓発的な意味合いだった。
両親の相談を受けた望月賢司弁護士の話
非常につらい事案だ。彼が亡くなっている以上、彼らの言葉を信じてあげたい。だが、実際に痴漢の嫌疑が冤罪であると裁判で晴らすには膨大な時間と費用がかかる。取調べがどのようなものだったかを知ることも非常に難しい。
「取調べは通常通り」
捜査した佐藤信晶・平塚署長の話
女子高生は事情聴取に対し、触られた当時の状況を細かく説明している。(長男を逮捕しなかったのは)目撃者がおらず、両者の説明が大きく食い違っていたから。さらに呼んで調べる予定だった。(痴漢の冤罪が)社会的に問題となっている中で慎重に対応した結果だ。被害を訴える人がいて、矛盾点を追求するために一生懸命取調べをした。それを行き過ぎだと言われれば警察は仕事などできない。(自殺は)気の毒とは思うが、取調べは通常通りで問題なかった。
文章は原文どおりです。
まぁ…そういうことです。
たかがそんなことで自殺すんなと、言いたくなるとこもあります。
そして、文章からするに軽そうな女子高生はまじめに話せと。ま、ほんとにほんとなら仕方がないけど。
そして、弁護士には、真剣にそのことについて考えろと言いたくなります。自分のことしか頭にないみたいに聞こえるZE
警察は氏ねば良いと思います。
細かく言ってると、真面目に色々と意見はあるんですが、描いてると長くなりそうなので。。。w
この事件について検索かけても出てこないんですよ…。
おかしいなぁって。
さて、皆さんはどんな意見をお持ちでしょうか…?
すみません。
いまさっきこのニュースを見たのですが、えらいテレビと違いますね。
テレビでは「お腹を触られた」といわれたらしいです。
他にも色々と違う所がありました。
これがこの記事にもあった食い違いでしょうか?
怪しいものですよね。
すみません。
いまさっきこのニュースを見たのですが、えらいテレビと違いますね。
テレビでは「お腹を触られた」といわれたらしいです。
他にも色々と違う所がありました。
これがこの記事にもあった食い違いでしょうか?
怪しいものですよね。
ずっと泣き寝入りしていたのですが、ある日、ズボンをはいていたのに、ボタンを外されファスナーを下ろされ、下着の中にまで手を入れられました。
さすがに我慢の限度もあって、初めて触っていた手をつかみ「この人痴漢です」と叫びました。
しかし朝のラッシュの人ごみの中でも周りの人間は誰も助けてくれませんでした。
駅員さんだけが助けてくれました。
その後、警察にいき、最初は否定していた犯人も罪わ認めてくれました。
…一番辛かったのは、実は警察での取調べです。
被害者なんですが…「冤罪」を疑っていたのでしょう。。。
ちょうど時期的にも冤罪が多く仕方なかったと思います
しかし辛い思いをしたというのに、女性一人に男性二人がかりで「どうして逃げなかったの」「どうして抵抗しないの」と二時間近く尋問されました。
ラッシュの電車の中で逃げられるわけないし、抵抗してナイフでも出されたらと思うと怖くてたまりません。
はっきいって、痴漢のことよりも警察のほうが嫌だと思いました。
パンツも退出させられたし。。。
もちちん痴漢する人間が悪いのですけど。
なにが言いたいかというと…こういってお金を取ろうとする女性がいるからこそ、本当の被害者の女性も疑われるというのが耐えられません!
女性側も同じ、本当の被害者なのに「お金目的で冤罪している」と思われることもあるんですよ。。。
今回のことも同じように心が痛いです。。。
警察で疑われたとき私もすごく辛かったです。
結局取り調べで全部で六時間拘束されました。。。
その後も大変でした。。。
悪いことしていない人間が損をしてはいけないと思うんです。
本当に…悲しい事件ですね。。。
おそらく自殺した男性も女子高生に目をつけられて金を毟り取る対象に選ばれたのでしょうね。
ここ数年、痴漢件数は急激に増加しているそうです。そしてその痴漢事件は75%以上が故意でない、または女性側による金銭目的でのでっち上げだという調査結果を見たことがあります。
深夜の空いてる車両で何故わざわざ隣に座ったのでしょうね?
冤罪の多くは偽りの証言者に基づくものも存在します。
故意に冤罪を作り出す犯罪も存在すると謂うことです。
検証が十分でないのに、有罪認定をする行為も問題が有りますが、証言の食い違いや、誤りに見せかけた、組織的に個人を冤罪に陥れる犯罪が、世の中には多いのです。
そのような犯罪は現実的には起こりえないと思われるかも知れませんが、カルト宗教や民族的な対立による組織的に個人を破滅させる犯罪は、日本においても社会問題となりつつ有ります。
1)23:45女子高校生がJR。
2)自分が被害にあったといきなりイヤホーンを引き抜く。
3)その後蹴りを入れた。
乗っていた時間的状況は長く、このことからも寝入って偶然に起こったことが推測されますね。
3)が問題にならないのでしょうか。
モンスター親・患者等言われておりますが。
今の日本では、このような状況で見に覚えのない濡れ衣を着せられる場合は逃げるしかないことを示しています。
そこまで言って下さる方に出会えて自分も光栄です。
でも、確かに周りのみんなが、テレビや新聞でニュースを見て、それについてどの程度考えているんだろう、ってことは思いますね。
町田駅痴漢冤罪事件についても調べさせていただきました。
やはり、誠意を持ってあたっているようには見えない裁判官だったり、警察もそうですが。
本当に、“悪しきを裁き、罪無き人々を救うこと”を理念としてその仕事についているように見えるでしょうか?
これから、裁判員制度が始まりますね。
これを機に、その“起訴=有罪”が変わってゆけば、と願います。
ちょっと前の朝日新聞の天声人語に、阿修羅展が取り上げられていました。
なるほど、とくる内容でしたので、もしお手元にあるようでしたらご覧になってみてください。
基本的に日記ばかりですが、こうして気になった記事を取り上げることもありますので、またいつかいらして下さい(笑)
“May the force be with you...”
現実は、朝日新聞の記事のコメント、望月賢司弁護士の言うとおりですよ。先輩は大手企業の管理職でしたが、この事件で失職、4年間の裁判費用は約1千万円、その結果が懲役1年6ヶ月。お子さんはショックで病気(神経的な)となり、奥様が介護しています。警察、検索、裁判所。国家権力をもった人たちは、簡単に一般の人を罪に陥れることができます。日本の裁判の有罪率は先進国で第一位、99.7%です。起訴イコール有罪です。
まだ、あなたはこれから人生を色々と選択できますね。最後に、自分を救うのは自分です。人生は戦いです。冤罪で自殺した方は他にもいます。死を選ばすに、最後まで戦う方もいます。今、上野の国立博物館に特別展示されている、阿修羅像は戦いの神です。人生は他人とも、己とも戦って生きいくのです。このサイトを見つける事ができて、嬉しかったです。
この事件に関して、同じような考えを持ってくれる方がいて良かったです。
自分は、今年からの高校生ですが、こういう女子高生がまだ多いことにも正直驚きました。
友人の方の判決についても、たった一年半でも収監という実刑は、身に覚えのない犯罪だけに精神的にとても重いと思います。
警察も、おかしいです最近。異常に警戒している割に、心底悪事を解決しようとしているようには映りません。
多少、表現が過激なのは仕様です、お気になさらないように^^;
それに、やっぱり検索をかけても出てこないんですね…。
それは相変わらず腑に落ちません。
このように、こうした事件は黙殺されていってしまうのでしょうか。それは避けたいですね。
せめてこのURLが多くの人の目に留まれば、と思います。
私の友人も痴漢冤罪事件で有罪判決を受け、前歴・前科もないもに、否認してる事が反省の念がないと、1年6ヶ月の実刑判決をうけ、まもなく収監されます。(町田痴漢冤罪事件)私も痴漢被害の経験はありますが、ほんとに痴漢をしていたら、5万円の罰金払って、また痴漢をしますよ。私の友人を告訴した女性もちょっと前まで、大学のサークルのブログで顔写真アップしてプロフィール書いてましたが、あんたの嘘でどんな悲劇が起こってんのか、良心の呵責はなのか、と怒りでいっぱいです9309