先日、春の便りが届いたことをお知らせいたしました。
ここ沢渡では、まだまだ寒い日が時々やってきます。
今月、7日(木)と8日(金)に少しの雨が降ったもののなかなか、まとまった雨が降りません。
別に雨を待ち望んでいるわけではないのですが、雨が少ないせいで雪
がなかなか融けないのは事実です。 特に山では。
10日(日)の標高1500m付近の除雪(積雪)状況です。
ざっくり重機でえぐられた、雪の断面を見ても判るとおり、「雪の層」が
見当たりません。冬シーズン中に雨が降らなかった証拠です。
こんな時の山歩きには・・・・
『かなり状態が悪いです。雪の中に硬い層が無いため、気温が低い事
で表面は硬い部分があるけれど、それを踏み抜いたらザッっと腰まで
踏み抜いてしまうよ。』
昨日・今日と焼岳に登山された方の言葉でした。
これからこんな山に入山を計画されている方はくれぐれもご注意下さい。
いっぽうこちらは・・・・、 「少~し、顔を出すのが早すぎたかな~?」
高原に春を告げる使者なのですが、3月中旬の陽気に誘われて急いで
しまったのかも知れませんね。
その後の寒さの影響で、「遅い霜」にやられてしまったようです。
可憐なる白い花弁が私たちを楽しませてくれるはずだったのに・・・・。
今日から上高地の施設の「開山準備部隊」が今月22日の開山に向けて
入山した模様です。
乗鞍・位ヶ原に向けての除雪も急ピッチです。
今後の道路状況などは随時お伝えして行きます。