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日心月歩

なにさまってかんじで

裁判長!これで執行猶予は甘くないすか

2007-10-17 21:16:07 | 小説日記
裁判長!これで執行猶予は甘くないすか 著者北尾トロ
さんで文藝春秋から発行されています。

初めに、この作品は小説ではありません
著者の北尾トロさんの東京地裁での裁判傍聴記を
まとめたものです。

先日、「行列ができる~」で、裁判員制度の
ドラマをやっていて、裁判について少し興味が湧き
今回、読んでみる事にしました。

実際の裁判の多くはテレビで見るような派手さはなく、
地味なものが多いそうです。

人間臭さ、リアリティー、人それぞれの
見解の違いが傍聴の楽しみだそうです。

僕も読んでみて、ちょっと傍聴してみたくなりました。

第三の時効

2007-10-15 20:31:33 | 小説日記
第3の時効 著者、横山秀夫さんで集英社から発行されています。


F県警捜査第一課が遭遇する難事件の数数。
あやふやなアリバイこそが実は鉄壁のアリバイに
なりうるという、容疑者の仕掛けた狡猾な罠に
挑む「沈黙のアリバイ」等、警察小説の白眉!


S-Book.comより引用


僕は短編小説は好きではないのですが、
久しぶりに推理小説を読んだせいかわかりませんが
短編小説なのに、トリックが深い、作りこまれてる感が
あります。

少し読んでみてわかったのですが、以前も読んだ事がある
作品でした。
そのときは、面白いとは思わなかったのですが、
今回読んでみて面白かったです。


黒い太陽

2007-10-09 21:44:19 | 小説日記
黒い太陽 著者、新堂冬樹さんで祥伝社から発行されています。


池袋のキャバクラ「ミントキャンディ」に勤める
新人黒服の立花篤。

彼は父の入院費用を稼ぐために、嫌悪する水商売に
身を投じていた。

店での救いはナンバー1キャスト千鶴の存在。
立花が密かに想いを寄せる千鶴もまた、
家庭の事情で夜の住人となっていた。

勝気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂観光社長・
藤堂猛からその才を見込まれ、幹部研修の系列店で
辣腕ホール長の長瀬と出会う。

若きカリスマ・ホール長の天才的な手腕に刺激を
受けた立花は、その世界の魅力に取り憑かれていく。

やがて、最年少ホール長に抜擢、自ら店を仕切り始めるが、
同僚からの執拗な嫌がらせに遭う。

夜の世界に染まっていく立花から千鶴までもが離れ、
失意のうちに退店。

頂点を目指し、風俗王の椅子を藤堂から奪うべく渋谷に
キャバクラを立ち上げるが・・・。


ヤミ金融、新興宗教、復讐代行屋------裏社会の実態を
あますことなく描破してきた
エンタメ界の鬼才・新堂冬樹が風俗産業の闇に
挑んだ傑作サスペンス!


つい最近スペシャルドラマで放送していた黒い太陽
の原作です。

ドラマをみて面白かったので、原作を読んで見たくなり
借りてみました。

連ドラの方も毎週とはいかないものの、
見ていたので登場人物をイメージしやすかったです。
そのおかげもあってもうページが進む!進む!でした。
裏を返せば人物をイメージする楽しさがないとも
言えますが・・・。

原作はドラマとはストーリーが若干違いましたが、
根本的な所は一緒だと思います。

それとキャストのイメージはドラマの役者と
合っていたのでナイスキャスティングじゃん!と
思ったのですが、1人だけ原作とはちょっと違うなって
人がいました。

それは千鶴役の井上和香さんです。
なんていうか雰囲気が違うかな?
かといってじゃあ誰が良いかと聞かれたら
悩みますね・・・。

この作品を読んで女性の対抗心の強さ、
プライドの高さ、嫉妬心を改めて知った気がしました。
女性の怖さを知ったようなきがします。

最後に物語を締めくくる台詞を書きたいと思います。


 今度は、太陽の姿がはっきりと見えた。

闇の世界でしか輝くことのできない、漆黒の太陽が・・・。


誘拐の誤差

2007-10-04 20:14:16 | 小説日記
誘拐の誤差  著、戸梶圭太さんで双葉社からでています。


鬼才が放つ本格警察小説。

10歳の子供が須田というどうしようもない男に殺された。
捜査に乗り出す警察だったが、
須田にはなかなか辿り着かない。

それにはある警察内部の事情があったのだ。
ゾッとする怖さを秘めたミステリーの傑作登場。


僕の戸梶さんの作品のイメージはセックス&バイオレンス
です。
小説を初めて読んだときは、こんなにも性描写が
書いてあるのかと思いました。
ドラマなどのベットシーンとは比べ物にならない
ほど衝撃を受けました。
その中でも、戸梶さんの作品は他の作品より
暴力的で強力でした。

ミステリーと書いてありますが、僕はある意味
ファンタジー的な作品でもあると考えました。
それは作品に出てくる、10歳の少年、礼乎君が
魂だけの存在になり、家族、犯人、警察、他の
動きを観察し、その人間の心(本心)を
覗くことが出来るんです。
またそれが物語を、面白くしているのかと思います。

普通のミステリーならありえない設定なんですが
戸梶さんの作品ならではだと思います。

僕はこの作品を読んでおもしろかったんですが
後味はあまりよくなかったかな。

サウスポー・キラー

2007-10-01 21:06:53 | 小説日記
サウスポー・キラー 著 水原秀策さんで
宝島社から発行されています。

人気球団オリオーズの左投手・沢村はある日、
自宅マンションの前で見知らぬ男に暴行を受ける。
男は「約束を守れ」と謎の言葉を残して去っていった。

なぜ自分が暴行されたのかまったくなく、戸惑う沢村。
その後球団には、沢村が暴力団と癒着している告発文章が
送りつけられる。

一方マスコミには、彼が八百屋を行っているという告発文書が
同一人物から送りつけられ、彼は結局、
自宅謹慎処分を受けてしまう。

はたして彼をワナにはめたのはいったい誰なのか?
その目的は?

四面楚歌のかな、沢村は自分をはめた人間
に対して戦いを挑むことを決意する。

そして彼がたどり着いたのは、
周到に計画された恐ろしい陰謀だった―――!



感想は野球を知らない人でも十分楽しめる内容です。
久しぶりに謎解き小説を読むとワクワクしますね。

明日もし彼と彼女がストーカーになったら

2007-09-02 14:22:29 | 小説日記
明日もし彼と彼女がストーカーになったら

著者 田中宏昌さんで文芸社から出ています。


どこにでもいる内気で真面目な女子高生、真子。彼女は
バイト先のファミリーレストランのマネージャーに遊ばれ、
先輩百恵の薦めで店長の片桐に相談を持ちかける。

片桐の優しい慰めの言葉に胸を打たれる真子だったが、
それは悪夢への始まりにすぎなかった……。
ストーカーと恋人の境はどこなのか?女子高生を主人公に、
日常生活に潜む狂気と墜ちていく恐怖を新しい視線と角度で
描いた話題作。

選考委員長の江川達也氏も驚愕した、
第5回U-30(アンダー・サーティー)大賞受賞作品!


文芸社HPより引用


この作品を読んで真子は心が汚れてなく純粋な子
っていう印象を受けました。
それに白って他の色に染まりやすいって改めて思いました。

この作品はフィクションですが日常でありえると思います。
今年、肝試しに行ってない方にオススメします。


100万分の1の恋人

2007-07-31 18:59:53 | 小説日記
100万分の1の恋人
榊邦彦さんで新潮社から発行しています。

僕らが出会う確率は、限りなくゼロに近かった。
ある日、彼女は秘密を打ちあけた。
「私は、0.0001 %の運命を背負って、生きているの」
サヨナラを言えば、2人は幸せになれるかもしれない・・・・・
それでも、僕の心はこう叫ぶ。
絶対に、彼女じゃなければ、ダメなんだ。
今すぐ大好きな人に会いに行きたくなる極純のラブストーリー。



僕にはこの作品に登場するミサキのように
白でもなく黒でもなく灰色として
生きていくことには耐えられないかもしれない。

この作品は自分で読んでみて感じとってみてください。
僕なんかが語れない愛が詰まっています。


この作品はフィクションですが、ハンチントン病という病気は
実在し、現代医学でも不治の難病です。

サウダージ

2007-07-22 00:41:56 | 小説日記
サウダージ 垣根涼介さんで文藝春愁から発行されて
います。


男は一匹狼の犯罪者、運命を呪った。女は南米からの
出稼ぎ売春婦──大金を掴み故郷に帰ることを夢みた。
狂おしく切ない慟哭の愛

元ストリートギャングのアキは裏金専門強奪のプロ、
柿沢のグループにスカウトされる。一方、七年前にグループを
追放された耕一は、南米からの出稼ぎ売春婦DDのために
殺人を犯し、国外逃亡の資金を稼ぐためアキたちに接触する。
実は耕一には、誰にも言えない過去があった……。

サウダージ――二度と会えない相手や故郷への思慕の念。

文藝春愁HPより


ヒートアイランド、ギャングスターレッスンに次ぐ
アキシリーズ3作目です。

このサウダージは垣根さんのHPで言っている通りの
恋愛小説です。前の二作とは作品のスタイルが
違います。
ハードボイルド要素がほとんどないです。
でも車などの事は健在です。

耕一とアキの恋愛が物語の80%くらいなのですが
シリーズで1番 性描写があります。
ほんとにありすぎじゃね?って思うんですが、
DDという人物を描くには職業柄これくらいが丁度
イイのかもしれません。

「サウダージ」この言葉の意味する事は
最後にわかります。

垣根さんはスープラが嫌いみたい?



不思議の国のペニス

2007-07-15 09:56:35 | 小説日記
不思議の国のペニス 羽田圭介さんで河出書房新社から出ています。

このタイトルを見て気付いたと思いますが完全に下の話です。

帯にはこう書かれています。
“エロ”から始まり、“ラブ”に落ちたぼくとナオミの恋の行方
逆走する純愛小説の傑作
男子校一年の遠藤は自称“エロセレブ”。
2つ歳上の女とSMならぬSS関係を続けるが…


各紙誌絶賛!って書いているんですが、僕にはそこまで
感じる事はできませんでした。

後半に煮え切らない場面があるんですが、それを純愛と
解釈してしまえばどうしようもないんですが・・・


くだらね~って思うけど青春を感じる作品ですね。

表紙には口元までしか写ってない女の子がいるんですが
あの口元は絶対かわいいと思うよ。

それと映画のヒートアイランドHPが立ち上がっていたので
見てみるとまだ詳しくは公開されてないみたい。
映画用に脚色はされているみたい。


ヒートアイランドオフィシャルサイト
http://www.heatisland.jp/


ヒートアイランド

2007-07-14 13:36:31 | 小説日記
ヒートアイランド垣根涼介さんで文藝春秋からでています。


 境界からこぼれ落ちそうになっている若者たちと、
完全にドロップアウトした法の外の住人たち。
 年齢も、置かれた立場も違うこの二つのベクトルが、
奪われた金をめぐって、追うものと追われるものに。
その金に絡む利権が、さらに新たな集団を巻き込んでゆきます。
 それら異種の男たちが、勝者の座をめぐって、
虚虚実実の駆け引きを繰り広げてゆくというストーリィです。
 最後に残るものと、「ヒート アイランド」の意味。
答えはすべて、ラストです。


この作品の書き出しの一文は、こうです。
「暮夜に雨はやんでいた……」


(垣根涼介さんHP DawningDay,Dawninglifeより引用)


この作品は僕が最近読んだギャングスターレッスンの姉妹作品で、
順番的にはヒートアイランド、ギャングスターレッスンなんですが
僕はギャングスターレッスンを先に読んでいました。

ほんとうは順番通りに読んでいった方がいいかもしれませんね。

ギャングスターレッスンでは描かれていなかった、
雅のリーダーとしてのアキそしてそのメンバー達
折田の人物像などがわかりました。


僕はこの作品を読んで少しアキという人物をわかった気がしました
それとカオルという雅のメンバーがいるんですが、
どうしてもカオルと聞くとエヴァのカヲル君が頭によぎってしまい
最後までイメージを払拭できなくて、ちょい悔しかったですね。

もう一つ今年この作品が映画になるそうです。
気になるのはキャストです。
一体誰が誰をやるんでしょうね。