詩吟の日記~そうそう、その調子!~

詩吟教室の、とある一日を公開して、若い世代の人たちにも関心を持ってもらおうと思ってます。

桃李教場♪

2005年07月19日 | 詩吟の日記
7月19日(火)

今日は教場のお稽古日でした。
今月に入って仲間が3人も増え、教場はいつもに増して活気でいっぱい。
新人さん達は、先輩たちのスゴ技に魅了され、
先輩たちは新人さん達のスゴイ上達ぶりに圧倒され・・・・。
ものすごい熱気で「新人 vs 先輩」のバトルが繰り広げられる(?)
超ハイテンション稽古。

・・・息つくヒマもあれへん・・・ グッタリ

----え~と、今日は私の担当している桃李教場コト紹介させていただきます。

2003年9月、私の教場が誕生。
「桃李ものいわざれども、下おのずから蹊を成す」という
中国のことわざにあやかって、「桃李(とうり)教場」と名づけました。

”・・・桃やスモモは何も言わないけれど、花や実や香りの魅力にひかれて
人々が集まってくる。そして木の下には小道ができる。”
桃李教場もそんな魅力的な教場であればいいなぁ・・・。

桃李の生徒さん(←つまり私のお弟子さん)は、現在13名。
17~52才(平均28才)の若い人中心の教場。
詩吟教室としては珍しいです

お稽古は、実家の一室を借りて、火曜、水曜の夜にしています。
仕事や学校や家庭の都合など(デートの都合も含む?)忙しい人が多いので、
要望に応じて別の時間にレッスンすることもあります。
特に新人さんからは、個人レッスンの要望が多いので、
ある程度詩吟がうたえるようになるまでは、私もとことん付き合っちゃいます。
・・・あ。でもおととい、21才の新人の女の子に『早くうまくなりたいから
泊りがけで教えてほしい』と言われ・・・それはさすがに断っちゃいました
最近ヤル気満々の生徒さんばかりで、私の方が負けそう・・・。

2年前に桃李教場ができてから、ずっと女性ばかりで女子校状態でやってきましたが、
今年に入って、ネットで知り合った男性(39才)が仲間入り。
その後、2人の男の子(25才と17才)が仲間入りしてくれました。
(おかげでみんなのお化粧もちょっと濃くなったりして?笑)

・・・・こんな感じで、アットホームでいまいち緊張感のない教室です(汗)
只今、若手の詩吟バカ増殖中。

2006年は、日本中のクラブシーンで詩吟が大爆発!!
みんな、詩吟で踊れ!ブチアゲ----♂♂♂ってなコトに・・・?
(そんなやつぁ~おらんでぇ byこだまひびき)

天才シギナ~推参

2005年07月10日 | 詩吟の日記
7月10日(日)
今日は高槻現代劇場にて詩吟のおっしょさんばかりのコンクール。
大阪府の指導者達が吟技を競う他流試合。
私は初めて出場するので、ドキドキ

・・・とか言いながら、大会当日、昼までぐっすり寝てました。
会場に着いたのがPM2:30。
私の応援に来てくれた子達は既に到着していました・・

ジーパンにボサボサの髪、化粧もせずに会場でウロウロ。
大会役員のお兄ちゃんから『えっ、そんなカッコで出るの?』と言われ、
・・・・イヤイヤイヤイヤ(汗)

絽の着物に着替え、母に髪を結ってもらい、ばっちりメイクで大変身
さっきの私とは、もはや別人のヤマトナデシコ(・・たぶん)

すっかり自分に酔ってボーッとしていると、向こうからどっかのおばちゃんがすっごい
形相で走ってくる・・。
『仲宗根さ~ん!!』

・・・ん?何やろ?

『何してはるん!早く受付を済ませてください!!』

・・・あっ、忘れてた

なんやかんやで、アタフタ、じたばた。
無駄に汗かきました(汗)(汗)(汗)

さて、気合い充分でいざ本番。

・・・・・・・必死で ・・・・・

吟を・・・・・・・・

しております・・・・・・


・・・・うたいました。腹の底から。
『お疲れー!最高やったぁ!』
『感動した!天才シギナー!』
・・・などとはやし立てられ、ホクホク状態の私。

えへっ

決勝進出者(440人中24人)の発表で私の名前が呼ばれました。

ヤマトナデシコ、ついついガッツポーズ。
『よっしゃあ!』

そして決勝。

24人中、出番は6番目。

・・・いやん。私のピカちゃん(息子、1歳)が泣いてはる ごめんやで。
ママ頑張ってくるから待ってて~!

うしろ髪引かれながら、いざ舞台へ!!
1500人ぐらい収容(?)する会場は、ほぼ満席。

・・・これがホント、最高に気持ちいいんデス。
深呼吸して、集中して・・・
よしっ!超ハイテンション!! いくでーー!!

・・・・またまた・・・・


頑張っております・・・・・


うたっておりまーーーーーーーーーーす・・・・


・・・テンションあげすぎた・・・頑張りすぎた ←瀕死。

舞台から、ピカめがけて全力疾走。
・・・あ、寝てるやん よかった。

決勝の24人全員が吟詠終了。
私たちは結果発表まで、ロビーでだらだら遊んで過ごす。

発表の時が来た! 来たよっ。(ドキドキ)

『平成17年度の吟士権者は・・・・』


ドキドキ、どきどき、ドキドキ、どきどき・・・

『・・・出吟番号6番、仲宗根香さん!』

キャーーーーーーーーッ!!!

・・・私ではなく、応援の子達が叫んだ。
飛び跳ねて喜んでくれてる
私も一緒に飛び跳ねたら、帯がおちた

必死で帯を持ち上げ、表彰台へ。いそいそ。

ドえらい大きな優勝旗やらカップやら、なんだか沢山頂きました。

みんなで大喜び。

バンザーーーイ

しかも、今日応援に来てくれた友達が2人、詩吟を始める事になっちゃいました。
うれしぃー!

にゃは。天才シギナー、明日も頑張ります!!