渋中Now

池田市立渋谷中学校の様子をお知らせします。

4月22日(月)

2013-04-22 17:53:28 | 日記
 修学旅行最終日。今朝は昨日の風も止み、波も穏やかでした。

 そんな海をうらやましく思いながら、3日間お世話になった「みゆきハマバルリゾート」を後にしました。目的地は、おきなわワールド・・・


宿舎前の東陽バス

 約1時間少し走って、目的地に到着しました。おきなわワールドでは、スーパーエイサーを鑑賞したり、玉泉洞に入ってその大きさに驚いたりしながら楽しい時間を過ごしました。始めての班行動なので、ちょっと班がバラバラになったところもありましたが、皆無事に活動を終えました。


エイサーを鑑賞しました


 次の国際通りは、昨日の夜、里先生からの提案で「就寝と朝の清掃活動がきちんとできたら実施しましょう」という提案に生徒たちが応えて、無事実施できることになりました。良かったですね。

 1時過ぎに県庁前に到着し、それから約3時間、班ごとに思い思いの昼食をとったり、たくさんのお土産を買ったり本当に楽しそうな時間を過ごしていました。いくつもの学校が同じような活動をしているので、私たちは気が気ではなかったですが、大きく班行動を逸脱することもなくこの活動を終えました。


国際通りでの買い物は楽しみでした


 再度県庁前に集まった生徒の手には、色とりどりのお土産袋が持たれ、満面の笑顔を見せていました。きっと、家に帰ってこんな話をしようと思いながらお土産を買ったことと思います。ぜひ、お子様のお話を聞いてやってください。


県庁前では旅行業者の方にお礼を言いました

4月21日(日)その2

2013-04-21 17:22:31 | 日記
 朝の強風で、マリンスポーツができるか心配していましたが、インストラクターの数を倍に増やしてもらうなど安全対策も十分でしたので、少し風と波は強かったですが、予定通り実施しました。
 これを聞くと、生徒は大喜び。とても楽しみにしていたことがわかります。

 シュノーケリングでは、沖までバナナボートで連れて行ってもらい、そこから4人グループでインストラクターの指示のもと、海中の魚やサンゴを眺めながら岸の方に泳いできます。途中で、クマノミやサンゴ、タコなどを見たと生徒は教えてくれました。


シュノーケルの使い方をまず教えてもらいます。


沖から魚のいるポイントを通って泳いできます


 ドラゴンボートは、10人くらいの生徒を乗せて、高速で波の上を突き進んでいきます。「むっちゃ怖かった。でも、むっちゃ楽しかった」と言うのが生徒の感想でした。


ドラゴンボート


 また、ビーチではビーチフラッグでクラスの優勝者を決めます。砂浜に立てられたボウを15mほど走ってとった人が勝ちです。
 この優勝者には、水上バイクでの滑走というご褒美が出ました。


ビーチフラッグ


水上バイクに乗って、海を疾走しました


 少し、風が強く、岸にあがると体温が奪われるのが分かるようなお天気でしたが、なんとかプログラムを終えました。


 夕食後、恒例の学年レクリエーションが行われました。
 学年レクのメンバーは、今日のために、2年生の3学期から準備を続けていました。そのため、盛り上がる内容とスムースな運営ができ、学年全体がおおいに盛り上がりました。
 メンバーの皆さん、ご苦労様でした。


最後のゲーム、風船まわし

 このゲームの勝者、2組が優勝しました。


学年レクの皆さんご苦労様でした

4月21日(日)

2013-04-21 10:37:54 | 日記
 修学旅行2日目の朝は、強い風が吹いています。昨晩の強い雨はやんでいますが、海面は白波がたっています。

 2日目の最初のプログラムは、佐喜眞美術館での平和学習です。


佐喜眞美術館入口


 この佐喜眞美術館は、普天間基地に突き出た土地にあり、屋上からは基地の滑走路がよく見えます。

 美術館の屋上では、館長さんの奥さんがこの美術館ができた経過や基地に隣接した地域の危険性などをお話しいただきました。


普天間基地の滑走路が見えます


基地や現在の沖縄の状況についてお話を聞きました



 美術館には、丸木位里・俊夫妻が描いた、「沖縄戦の図」が展示してあり、その前で館長さんがこの絵が描いているもの、考えてほしいと言っていることについて丁寧にお話ししていただきました。

 この絵は、様々な証言から描かれているそうですが、渡嘉敷島の集団自決の場面では、「集団自決は手を下さない虐殺だ」とおっしゃいました。また、この絵には戦争の絵でありながら兵隊は一人も書かれていません。全て、女性、子ども、老人という戦争で一番ひどい目にあった人の目から見た戦争について描かれているからです。

 この絵に描かれている人の顔には目がかかれていません。たった3人の小さな子どもにだけ目が入っています。次の世代を見続ける子どもにだけ目を描いたのでしょう。


沖縄戦の図の説明後、お礼を述べました


 現在のところ、午後の日程は予定通りに実施する予定です。

4月20日(土)その2

2013-04-20 22:53:57 | 日記
 予定より少し早く午後6時前に、宿泊先のみゆきハマバルリゾートに到着しました。ちょうどこの頃から、雨がポツリポツリと落ちてきました。


到着です


 さっそく、入浴グループと夕食グループに分かれて行動開始。
 夕食はバイキング形式。「自分が食べれる分量だけとりなさい」と言われても、それ以上にとってしまうのが人情。「先生、食べれません」なんていう声も聞かれました。


おかずはおいしいものばかりでした


みんなよく食べていました


 食事の後は、今日の最後のプログラム。小橋川清良さんに戦争の体験談をお聞きする平和講演です。
 小橋川さんは、生後8ヶ月の時に終戦を迎えたそうですが、自分の母親から戦争についてのいろいろなお話を聞いて育ったのだそうです。小橋川さんは、講演の最後に、「私は68歳です。もう10年も生きていられるか分かりません。これからは君たちの時代です。この国に生まれてよかったなと思える日本を守っていきましょう」とおっしゃいました。


小橋川さんの講演


 「渋中の皆さんは、よくお話を聞いてくださいました」とお褒めの言葉をいただきました。


一人ひとりと握手をされる小橋川さん


 今日のプログラムは全て終了しました。ゆっくり休んで、明日に備えましょう。