聖書のことばから  デボーション

聖書のことばから気づかされたことをつづっています。

「祈るときには」マタイによる福音書6:9-13

2024-03-30 09:55:35 | 日記

 私たちが礼拝で、個人で祈る「主の祈り」は、マタイとルカに両福音書に記されています。マタイのほうがルカより長く、マタイは祈りが習慣的傾向のある人々向けに語られているとされますが、祈りの内容は極めて完結で包括的にイエス様の宣教内容がまとめられています。この祈りでは、まず神様を「天の父」と呼ぶことのできる特権、関係性がイエス様によって私たちに与えられています。

まず、御名があがめられること、神の国が来ること、神の御心が行われることを祈るということは、私たちが神の国と神の義を求めて(6:33)生きること、それが神様の業へ自らが参与していくことにも繋がる祈りです。

それは続く、日々の糧、罪の赦しの願いを求めることにも関連します。これらがかなえられることは、結局神様の栄光が顕れること、神様の御心が行われる御国が来ることの実現になるからです。

私たちの生活へ神様が日々介入して下さり、神様の国(神様の支配)が広がっていくことを願い、そして覚える祈りであります。一つ一つの意味をかみしめて、日々信頼して祈っていきましょう。(Feb.2024 益子教会メッセージ 要約)