陶房 秀星~shusei~

2016年2月沖縄から熊本に作陶拠点を移しました

TOM WAITSに酔いどれて

2011-08-04 14:23:03 | 音楽

オーファンズ

Orphansオーファンズ

 

 

台風9号の風が吹き荒れる中

朝からTOM WAITSの3枚組のアルバム

Orphansを聴いています。 

 

映画バスキアで

主人公のバスキアが自転車に乗っているときにながれていた

TOM WAITSのトム トラバーツブルースを聴いて以来

TOM WAITSの発売されているCDを買いあさり

新譜が出ると必ず買っていましたが

この3枚組のアルバムOrphansが発売された時は

買うのを躊躇してしまいました。

 

なぜ躊躇したか?

TOM WAITSの曲は好きだけど

聴くなら3枚一気に聴きたい。

でも流石にTOM WAITSを3時間も一気に聴いたら

胸焼けがするのではないか?

と思ってしまったのです。

 

酔いどれ詩人と言われた

TOM WAITS独特の声も

年を増すごとに

ハスキーボイスや嗄れ声などという

かっこいい言葉では表せない

時には聞き苦しいダミ声になってきています。

そんな声を3時間も聴く体力があるのか?

と軟弱にも思ってしまったのです。

 

 

でも先日6年の歳月を経て

やはりどうしても聴きたくなり買ってしまいました。

 

 

そして遂に台風9号が荒れ狂う中聴いてしまいました。

 

CDには一枚ずつ

Dscn1921

Brawlers『喧騒編』


 

Dscn1922
Bawlers『叙情編』

 

Dscn1923

Basterds『実験編』

と題名がついています。

 

 

 

台風の音をかき消すほどの

TOM WAITSの唄声を

どっぷり3時間聴き続け

TOM WAITSに酔いどれてしまいました。

 

 

3枚目が終わったとたん

胸焼けどころか

カッコイイの一言です。

 

近年のアルバムほどヘビーではなく

TOM WAITSが3年の歳月をかけて制作されただけあって

TOM WAITSの良さがすべて詰められている感じで

かなりの傑作に仕上がっています。

 

 

 

 

ますます酷くなる台風の風雨をよそに

TOM WAITSの唄声に泥酔いしながら

もう一度1枚目から聴いてみるか。

 

Dscn1924
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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