■ 2020年12月19日 益子の西明寺から高館山へ
栃木県益子町にある西明寺から高館山を訪れました。高館山は焼き物の町益子の市街から南東に位置し関東ふれあいの道「焼き物としいの木のみち」コース上にある高舘城(西明寺城)跡です。西明寺の駐車場に車を置き、本堂脇から関東ふれあいの道を権現平方面へ、権現平からは「益子の森」方面へ、分岐の「高館山経由西明寺」の標識に従って進むと山頂に至ります。山頂からの眺望は無く、山名板も小さなものが木の幹に下がっているのみで、危うく見逃すところでした。
※ 関東ふれあいの道「焼き物としいの木のみち」はこちらから =>http://www.pref.tochigi.lg.jp/d52/kikaku/hureainomiti/masiko.html
▼ ルートマップ・・・参考:下野新聞社 栃木百名山ガイドブック
▼ 西明寺参道
▼ 参道脇の地蔵尊
▼ 楼門
▼ 三重塔・・・天文12年(1543)に西明寺城主益子家宗が建立。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様の三様式による三間三層造り。頂部の水煙は独特の形をしており関東以北で最も古い塔の一つ。(案内板より抜粋)
▼ 西明寺本堂(http://fumon.jp/)
▼ 閻魔同にある「笑い閻魔」・・・正徳4年(1714)建立、寛保3年(1743)再建。寄棟造り、茅葺きで簡素な建造物。堂内には五体の仏像が並んでいる。(案内板より抜粋)
▼ 西明寺本堂横から権現平方面へ
▼ 登山道脇の地蔵尊と西明寺本堂
▼ 権現平からの眺望
▼ 権現平から益子の森方面へ
▼ 関東ふれあいの道を直進
▼ 舗装路を益子の森方面へ
▼ 舗装路から益子の森方面へ
▼ 分岐を「高館山経由西明寺」方面へ
▼ 高館山山頂
▼ 山頂横の高舘城跡・・・益子氏の居城として天正17年(1589)、宇都宮国綱、芳賀高継らに滅ぼされるまでの間、高館山の山頂を中心に構築された中世山城。全国的に見ても規模が大きく、現在も当時の土塁や空堀を見ることができる。南北朝時代は西明寺城とも呼ばれ、南朝方の関東六城(関、大宝、真壁、伊佐、中郡、西明寺)の最北端の城として活躍。(案内板より抜粋)
▼ 山頂への道を戻って、登山道から見た西明寺本堂