over the rainbow

kokoni iruyo, ikite iruyo.

10.5 日曜日 ライブ

2008-10-06 17:01:48 | Weblog
中目黒楽屋で、とても久しぶりのライブ。
今日一緒に出るギターの諏佐くんと初めて共演したのは、ここが移転してまだ間もない、2004年の2月16日だった。
4年半前。
その頃のことを思い出した。
思えばいろんなドラマがあった。
その時のメンバーの一人と一緒に、アメリカを一ヶ月旅して回った。
その時のメンバーの一人とドイツの空港で空港で待ち合わせて、オランダまで一緒に旅した。
その時見に来てくれた友人と台湾で待ち合わせて、一緒に旅をした。
その時のメンバーのうちの二人は、のちに結婚し、今は子供が二人いる。
台湾を一緒に旅した友人も、最近結婚した。
今日はどうにもこうにも体調がすぐれない。
ゆうべ眠れなかったせいもあるが、ベトナムから帰ってきてからもう二週間下痢が続いている。
何かの細菌だろうか。
リハーサルが終わり、修理から上がったカメラを取りに新宿に行ってきた。
中目黒に戻り、本番までの間、友人夫婦宅で少し休ませてもらうことにする。
その友人夫婦とは、ヨーロッパを旅している時に知り合った。
チェコ人旦那と日本人奥さんの夫婦である。
久しぶりで楽しく話したが、はっとさせられた。
「仕事は?」
「音楽は?」
「今後は?」
と聞かれて、私は何も考えていなかった。
本当に行き当たりばったりで、お金ができれば欲しいものを買う、それだけの生活。
目標もなく、車のローンを払うために働いている。
社員になろうというわけでもなく、音楽活動をどうしていこうという展望もない。
聞かれてみて初めて今の状態がクリアに見えて、恐ろしくなった。
私はもうすぐ32歳だ。
現実を見ないようにして、何もしないくせに夢ばかり見ている。
友人のベッドで、20分程爆睡させてもらう。
先に会場に入り、友人夫婦は後から見に来てくれた。
本番、やはり1回のライブに3時間の練習が2回というのは心細い。
みんなそういう時間の余裕がない状態でライブをやるのだが、なんだか豊かでない感じがする。
せっかく足を運んでもらうライブなのだから、もっとたくさんの時間をメンバーと演奏することに使って、体に曲が染み込んでからステージに上がりたい。
今日はタカーシヒロユキさんのレコ発ライブ、自分の演奏が入っているCDはやはり嬉しい。
しかし、自分的には悔いの残る演奏だった。
もっといい演奏ができるはずなのになあ、と思いながら、でも録音の時にそれが出せないということは、やはりそこまでの実力なのだ。
もっと頑張ります。
友人夫婦を送ってから帰るが、眠くて眠くて運転どころではない。
しかし、ユカを駅まで迎えに行かなくてはいけないので、何度か落ちながらも根性で運転した。
家に帰ってあったかい風呂に入り、猫に顔を踏まれながら爆睡した。
明日からまた、6時半起きで仕事。

10.4 土曜日

2008-10-06 11:37:48 | Weblog
今日は友人とセッションの予定だったが、私の風邪が良くならないので中止にしてもらった。
ユカは自分の店ではなく、別のカレー屋にバイトに行った。
少し昼寝をした。
猫も昼寝。
ユカはランチタイムだけなので、午後待ち合わせて一緒に自転車を見に行った。
ダイエットと健康のため、速く走れる自転車が欲しいとのこと。
細いタイヤを履いた、フラットバーロードやクロスバイクを探す。
できればフレームの素材はアルミではなく、体に優しいクロモリ。
しかしお金はないので、できるだけ安いものを。
安いといえばGIANTが思い浮かぶが、それでも4万以上はする。
色々見てみたが、無印良品のクロモリ24型自転車がよさそうだった。
24インチというのはとてもマイナーなタイヤサイズなため、何かと苦労するのはわかっているが、体の小さいユカにはちょうどよさそうだし、19,800円という価格は破格である。
しかし無印に電話してみると、9月の限定商品でもう店頭にも在庫がないし、注文もできないとのこと。
どこかの店舗に残っている店頭在庫を探すしかないと言われ、電話をかけてみる。
データ上、神奈川県内で在庫を持っている店舗は相模大野、青葉台、藤沢の3店。
しかし3店とももう売れてしまったとのこと。
東京で在庫のある店舗を教えてもらうと、渋谷西武、原宿、三軒茶屋、世田谷砧、ミッドタウン、八王子東急スクエア。
八王子に電話して、在庫が残っているのを確認し、取り置きさせてもらった。
しつこく探してゲットした。
夕飯は母と一緒に寿司屋へ。
たまにとはいえ、ちょっと奮発してしまった。
夜、不安定な感覚。
昔はよく、夜に車や自転車でどこかへ行った。
どこかへ行きたい、しかしどこへ行っても、進んでいるようで実は逃げているだけ。
進めば進むほど、遠ざかっていく。
友人とファミレスでドリンクバー。
エンドレスで堂々巡りな会話を続ける。
不毛だとはわかっていても、ただその場で足踏みをする。
寂しさや自責の念を紛らわすため、進まなくてもいいのだと偽の安堵感を得るため。
捨ててしまえ、こんな自分。