横浜の印刷会社【シュービ】のブログ

横浜市都筑区川向町・横浜の印刷会社シュービの公式ブログ。環境を守りながら大好きな印刷をして、毎日楽しく仕事しています。

順目・逆目 読み方いろいろ

2024年10月07日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

横浜もやっと、秋らしい気温になったと思ったらなんだか急に寒くなりました
風邪をひかないように手洗いうがいをしたいと思います。

さて、木材・繊維・そして紙にも流れ目が有ります。

大工さんは順目をほとんどの方が「ならいめ」って呼んでいます。印刷屋は「じゅんめ」と呼ぶ事が多いです。


逆目も大工さんは「さかめ」印刷屋は「ぎゃくめ」と呼ぶ事が多いです。私は仕事を始めたばかりの頃に、B3判チラシをB4へ二つ折りして貰う仕事の時に間違えて逆目で印刷してしまい、製本屋さんの親分に「さかめだよ!」と教え(どな)られてからずっと「さかめ」って言っています。
逆目の用紙でも、折機の回転を下げて少し緩く折ると背割れが軽減されて殆ど目立たない状態して納品してくれました。

因みに現在はJIS規格で「ぎゃくめ」って決まっています。

用語の統一感の無さも印刷業界の緩いところかとも思うのですが、この業界で40年以上ご飯を食べさせていただいていると、昔覚えた事をそのまま使いたくてJISで「ぎゃく目」って決められても「さか目」って小さな声で言ってしまう64歳です。

因みに「目」に逆(さか)らうと様々な印刷障害が発生しますので、用紙発注時には縦目と横目を作業指示書が本当に正しいか?もう一度確認して発注しています。
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冊子の角を45度で真っすぐに断裁

2024年10月04日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

お客様のご要望で冊子の角を<切る>ことになりました

断裁機は基本的に直角に切る事を前提にしているので、45度傾けて固定させるには三角定規みたいなものが必要です

昔お世話になった製本会社の社長は45度で断裁した紙を糊で背固めして断裁機の奥に置いてそれを目安にて角を落としてくれました

今回は量も少ないので、少しずつ角を落とす事にしました
余ったスチレンボードをプロッターでくり抜いて型を作ってみました


仕事というより趣味の領域ですけど、とっても楽しいです

こんな事できますか?のご相談も是非!






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10万冊のカタログを20冊ずつビニール袋に入れて識別シール貼るお仕事

2024年09月28日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です。

今週は仕分けの有るお仕事を沢山いただき社内がいっぱいになっています。
本当に有難いことです。

折機で200枚に分けた紙を
計数機で20冊に分けています




週明けから計数機で分けた印刷物をビニール袋に入れ始めるのですが、人数が少ない我が社では一気には出来ませんので、お客様にお願いして分納にさせていただきました。

2万冊分を先行納品で残りは10日後でお願いしました。勿論、急ぎの案件でしたしたら協力会社にお願いする事もできます。

小さな印刷会社ですが、印刷は最新のUV印刷機で一級技能士が行いますので是非一度ご相談ください。
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PP加工機が搬入されました。いろいろとテストしてみたいです。

2024年09月21日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です。

小型のPP加工機を導入しました。今までは協力会社に依頼していたので、校正を1枚作るにも2日から4日程度の時間が必要でしたが、これからは即日で加工できるようになります。


PP(ポリプロピレン)の下は水素と炭素で出来ている合成樹脂で嫌われているプラスチック素材ですが、紙にPPを貼る事で耐久性が非常に良くなり長く使う事が出来るので必ずしも環境に悪いと言う訳では有りません。

作るものに合わせてPP加工すれば、環境負荷を抑えることも出来ると思います。


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A3を片袖折を6枚、色紙9枚差込の教材20冊製本中 全部手作業・・・

2024年09月13日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

朝の天気予報で22日頃から気温がかなり下がると言ってくれました。35度近くなるとなんとなく働く気がしなくなります。(普段は働いているの?と言われそうですが)
24日からはかなり働ける筈!と自分に言い聞かせております。

本日納品させていただいたのは、社員研修用の資料で400頁の中に6枚片袖折の資料が入り、章毎に色上質を差し込み2つの穴を空ける形式です。
数量が20冊程度なのですが、ページ番号が資料には入っておらず、更に殆ど紙面が変わらないものが3種と言う製本担当泣かせ冊子でした。


差し込む位置と順番と間違えないように慎重に作業しました。入れる場所は計数機を使って付箋の様なもので判るようにはしています。

小ロットの変わった冊子がございましたら、是非ご相談ください。
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