顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

顎関節症が先か、体の歪みが先か??

2013-12-18 19:05:07 | 施術日記
いろいろな症状を送っていただいてありがとうございます。(まだまだ受け付けています)

中でも、多かったのが、親知らずを抜いてから顎関節症になったという方々。

しかも、その後、偏頭痛、首痛、肩こり、背中痛、腰痛、座骨神経痛、足のしびれへと

どんどん症状が広がっていったという方がいらっしゃいました。

そもそも、顎関節の原因は顔の歪みにある。と私は確信している。親知らずを抜くことで、

噛み合わせが今までと違ってくるのは当然のことで、それを気にかけずにいると、必ず下顎が

歪んでくる。そのまま、口を開閉させていると、関節円板がずれ落ちてくる。それが、親知らずの

抜歯からくる顎関節症の発症パターンだろう。

顎関節症による顎の痛みから偏頭痛までは分かる。が、そこから下へと痛みが広がっていることに関しては

????である。我々の経験から、やはり骨盤の歪みがそれらの痛みを生んでいるのだと思う。

そもそも、骨盤が歪めば、股関節の位置が左右で変わってくるわけだから、足の長さが変わり、

体が傾く。それを三半規管が察知し、腰椎、胸椎、頸椎の順番で骨を少しずつ傾けることで

体を真っ直ぐにしようとする。(これが若い女性に多い蛇背のメカニズム)

少しずつ傾けた椎の周りの筋肉、靭帯がその影響で痛みを持つようになるのである。

逆に言えば、骨盤さえ真っ直ぐにしておけば、今度は傾いた椎が嫌がって元に戻ろうとするのである。

顎関節症だって例外ではない。バランスを整えれば必ず改善するのである。

体の各部の痛みって、そこだけが原因ではなく、必ず別の原因が隠れているのだ。

風が吹くと桶屋が儲かるって諺があるが、それと似てるなあ、、といつも思うのである。