しょうやの Hercules Life

ヘラクレスの飼育を中心に日常の出来事・その他なんでも…

琵琶湖で釣りをするはずだったのだが・・・

2008年12月11日 | Bass釣行内容
12月の琵琶湖遠征!という事で12月の9~11日琵琶湖に行ける事になったので8日に長野を出発した。
そして8日の夜、琵琶湖に到着。ボートをスロープに置かせてもらい買い物に行こうとまずはいつも利用しているスロープに寄ったのだ。

しかぁぁ~し!!!

いきなり驚愕の事実が俺を出迎えた・・・スロープが舗装工事のため12月中旬まで使えないとの看板が立っており、漁港内に全く入れないようになっている!俺は南湖でここ以外のスロープを使った事がない。う~ん・・・これはかなり困った・・・





ここは漁協が南湖で唯一バスアングラーのために解放してくれているスロープなので当然HPなどもない。
スロープ利用料金の支払いも封筒にお金を入れてポストに入れるというシステムだから24時間いつも開放されているので当然利用前に事前確認などしていなかった・・・


真っ先に思い出したのが南湖の西岸にここと同じようにスロープ経営をしているところがあったが、確か違法(?)経営が摘発され強制閉鎖されたと聞いた事がある。それにそこは遠浅な砂浜でのランチングになるので仮に利用できたとしても減水気味の南湖では四駆じゃないとチョット厳しい・・・

でも南湖にはココ以外にボートを持ち込んでもスロープを使わせてくれるレンタルボート店やマリーナは当然あるはず。俺は遠征時はノート型PCを必ず持って行くので、早速ホテルで俺なりに南湖のマリーナを色々調べてみるとボート持込みによるスロープ利用もOKというマリーナを西岸にとりあえず3箇所見つける事が出来た。念のため確認しておこうとTELしてみたのだが、閉店時間を過ぎているからなのか誰もでなかった。でもこの3箇所は距離的にさほど離れていないので3箇所も候補があれば、まず何とかなるだろうと安心していた。
しかし、ホテルのトイレである出来事を思い出した。それは昔、南湖で釣りしている時に後輩が腹痛でトイレに行きたいと・・・そこで一番近くにあったマリーナにトイレを借りにいったのだ。すると「今日はここ休みだから自分らがボートを降ろしたスロープまで戻ってそこでトイレを借りなさい」という驚くような回答がかえってきた・・・当時のオンボロ9.9馬力エンジンだとスロットル全開で戻ってもスロープまで20分はかかる。誰だって腹痛でトイレに駆け込みたくなった経験ってあるよな?20分もかかるところまで腹痛を我慢してわざわざ戻るか?ぶっちゃけトイレくらい使わせてくれよ!って非常に腹がたった事があった。

話が横にそれてしまった・・・そう!ボートクラブやレンタルボート店にも当然だが定休日がある・・・いつも使うスロープは24時間いつでも開放状態だから営業時間や定休日の事など全く気にした事がなかったのでマリーナの定休日の事などすっかり見落としていた。そこで念のため狙いをつけた3箇所のマリーナの営業詳細を調べた。すると!信じられない驚愕の事実が俺を襲ってきた・・・何と俺が来る事を拒むかのように調べた3箇所の全てが火曜日定休日だったのだ!12月9日は火曜日・・・ マジかよ??? 見事にマジでした・・・(涙)

大慌てで火曜日でもやってる&持ち込みでもスロープを使わせてもらえるボートクラブやレンタルボート店を探し、何とか2箇所見つけたので電話して確認すると「ボートの持込みは事前予約が必要なんで当日に来てもらっても無理」と、かなり無愛想且つ邪険に扱われるような言い方でキッパリ断られた。電話したのは開店直後の朝イチだったから眠くてそんな対応になったのかな・・・?もしそうなら客商売などヤメちまえ!と俺は言いたい。
次の場所に電話するとそこはOKとの回答!ヨッシャ~!これでボートが降ろせる!初めて利用するので色々と確認したい事があった。俺の車は四駆じゃないからスロープの地質を確認したいし、翌日も利用するならボートは施設内に置かせてくれるのか?などを質問すると、時折鼻で笑うような・・・バカにするような答え方が妙にシャクに感じた。我慢してその後も質問すると答えるのが面倒くさいというような感じの返答の仕方・・・一体何なんだ!!!俺は決してややこしい事を聞いたつもりはない。
俺は長野では客商売をやっており、お客に対する対応が一番大切だと思っている。それだけにお客にどんな事をされたらムカつくかも解っているつもり。両方の立場が解るだけに俺は客側になった時はかなり丁寧に接しているつもりだ。なのに何故こんな言い方をされないといけないんだ?職業柄からお客にコビを売る職業ではないだろう。俺も別に客にコビを売れとは言わない。でもお客に対する対応の前に、人として接する常識的な態度があるだろう!今日はここを利用しなければ南湖でボートは降ろせなくなるかも知れない。でも!いくら使用可能でも俺の中ではもうここを利用する気にはなれなかった。俺が調べた限りこの2箇所が最後の頼みの綱だったのに・・・。正直この時点でボートを持ち込むビジターに対してマリーナはあまり歓迎しない。という気持ちが俺にはしっかり根付いた。

でも俺もわざわざ長野から来ているので諦めがつかない。このままホテルにいても釣りは出来ないのでトレーラーを車につないで南湖を1周半して降ろせるところがないか色々探してみたが見つからなかった。う~ん・・・困り果てて目にした漁港などにも立ち寄ったが、鍵がかかって立ち入り禁止とか、ボートを降ろさせてほしいと相談しても漁師にバスは嫌われているので相手さえしてもらえなかった(汗)ダメ元でお願いしてみたのでこれは仕方ない・・・
ここで南湖の周辺に詳しい前の会社の後輩(今は海釣りに転向した後輩)に電話してみた。すると「南湖でトレーラーが降ろせるようなスロープはマリーナや漁港以外ないんじゃないかな・・・」という回答が帰ってきた。もうこうなったら、ダメ元でイマカツやdepsの奥村氏などの超有名なバスプロが多数所属するミックバスクラブにも飛び込みで入ってみようと思ったけど、ミックバスクラブはJBプロを始め有名な人が多数所属するマリーナなので会員以外は絶対に入れてもらえないだろうと・・・ビジターに対してマリーナはあまり歓迎しないという先入観が俺にはしっかり根付いているので、いっても邪険に扱われ、どうせ不審者扱いされるのがオチだろと思いヤメておいた。自宅に帰ってきてからPCであらためて調べるとミックバスクラブでも持ち込みボートの昇降はさせてもらえるという事が解った・・VIPが多数所属するマリーナだけに、俺みたいなビジター野郎は絶対に相手にしてくれないだろうと思っていたのだが・・・(涙)

う~ん・・・どうしたモンか・・・このままでは釣りが出来ない・・・でも9日は南湖で釣りが出来なくても、10・11日はマリーナが利用できる。9日だけ我慢して長浜にでもいくか・・・とも思ったが、トイレさえすんなり貸してくれなかったり、電話での対応がかなりいい加減だったり・・・全てのマリーナが決してそうではないと思うが、俺の中ではボート持込みのビジターに対してマリーナはあまり歓迎していないのでは?という思いが完全に根付いていたので、マリーナの利用は正直かなり考えさせられた。
あと心配な点がもう1つ・・・いつも琵琶湖に出る前は必ずインターネットの天気予報を必ず見る事にしている。過去の経験から俺が一番信頼している天気予報だ。琵琶湖で釣りをするのに最も大切な風力などの表示もされている。その天気予報では10日の琵琶湖は風速6~7m/sと非常に荒れる予報が出ていたのだ。9日は午後から雨の予報が出ていた。俺の経験上、雨の降った翌日琵琶湖は荒れる事が多い。12ftのアルミボートで釣りをするとなると風速5m/sでも釣りがやりにくくなる・・・以前風速7mの予報が出ていた南湖で恐怖の体験をした事があるし・・・それにいくらライフジャケットを着用しているとはいえ、水温の低い時期に荒れた湖で1人で釣りをするのはかなり危ない。
つまり、9日に南湖に出れないとなると、最悪10日も荒れて釣りが出来ないかもしれない。11日はボートが出せたとしても長野までの帰る時間を考えると11日は半日くらいしか釣りが出来ない。3日間琵琶湖に滞在して釣り出来るのが最悪半日って事もありえるのだ・・・

使い慣れてるスロープが使えない。俺の中ではビジターに対するマリーナの対応は良くないという思いがあったので、それならここは一旦長野へ戻りリセットして出直すべきか?と思い始めた・・・でもせっかく来たんだから俺も釣りがしたい。だから相当悩んだ。天気予報も全て当たる事はない。事実これまで風速5~6m/sの予報が出ていてもベタ凪だった事もある。マリーナのビジターに対する対応も全ての店が悪いわけじゃないだろうし・・・でも今回最終日の11日まで琵琶湖に3日間滞在すれば釣りが出来る出来ないに関わらず当分琵琶湖に行く事は出来ない。正直ここまで何もかもが完璧すぎるくらいにペースを乱されると仮に釣りが出来てもイイ結果は出ないと思う。ここでグッ!っと我慢して一旦長野へ戻れば近いうちにもう1度出直す事が出来る。ホテルで左足の小指を角にぶつけて小指の爪がバックリ剥がれてメッチャ痛いし・・・俺はエレキは左足で操作するので正直これもきつかった・・・

家に電話して9日は釣りが出来ない事情を話すと、10日11日と急遽飛び込みのお客が多数入ったみたいだ。妻は俺が琵琶湖釣行を楽しみにしている事を知っているので俺に帰って来て欲しいとは言わなかった。でも状況からして2人の小さな子供の世話をしながら俺がいない状態となると少々厳しい感じだったし、追い討ちをかけたのが翔哉が風邪をひいて体調が悪いようで電話した時に翔哉の泣いてる声が聞こえてきた。もう翔哉の泣いてる声を聞いて帰ろうと決断。こんな状況なので一旦長野へ戻りリセットしてから出直そうと俺は判断した。

そこで3泊の予約をお願いしていたホテルに戻って急遽帰らないといけなくなったと伝え、ホテルの部屋に置いておいた荷物を引き上げチェックアウト。家に帰ろうと高速に乗ったんだが、米原あたりで「せめてテクナGPの感触だけでも見たい」という心境にかられ、急遽米原の分岐点から北陸道の方へハンドルを向けた。湖北・東岸の長浜で2時間釣りする事にした。
長浜に行くのは4~5年ぶりくらい。過去に春と秋に50up・55upを獲った事はあるが12月に行った事がない。でもこうなったらそんなの知った事じゃない!長浜はスロープがかなり広いし公共のスロープなので、ここなら間違いないと・・・で、長浜に到着したんだが、何と長浜のスロープまでもが有料になっていた・・・。

長浜のスロープに進入しようとすると「ここから先は有料」って大きな看板が・・・まぁ・・・施設を利用するんだから有料は仕方ないと思う。でも、ここでお金を支払うであろう小屋に行っても誰もいない・・・小屋の壁には施設利用申請書に必要事項を記入して用紙を提出。お金を支払いライセンスを購入し、それを車のダッシュボードの見やすい位置に提示する事。と書いてある。この手続きをしない限りスロープや駐車場の利用は出来ません。と・・・でも申請書なんてどこにもないし、第一誰もいない・・・長浜のスロープのすぐ近くにPOPEYEがある。POPEYEなら施設利用申請書があるかもしれないので、スロープの利用について確認しにいったがPOPEYEも火曜日休み(汗)お金を払わず黙ってボートを降ろしてコレ以上ゴタゴタするのはもうイヤなので、仕方なく岸釣りを開始した・・・。

漁港なのでテクナGP69CMにTURUGI6inのヘビダンをセットし釣り開始・・・2~3投するとプンプンッっとバイト!でもフックアップしない・・・ギルかな・・・すると隣で釣りをしていた人が2~3inくらいのワームをセットしたワッキーリグで15cmくらいのバスを釣った・・・その5分後、大きなウ(鳥)が僕の目の前で水中にダイブし15cmくらいのバスをくわえて上がってきた。こんなバスしかいないの・・・???岸釣り時間15分で僕の心は完全にヘシ折られた(涙)
とっとと帰ろうと車に乗ったんだが、長浜の有料スロープの仕組みがイマイチ解らない。一体何どうなってるんだ・・・と思ってると駐車場の入り口の看板になにやら書いてあるので読んでみると・・・「12~2月は土日のみ有料」って・・・ガ~ン!じゃあ今日は無料なんじゃね~かよ(汗)
「ここから先は有料」って大きな看板ばかりに目がいっており、その看板を見落としていた(涙)そんなシステムならお金を支払うであろう小屋の壁にもそれを書いておけ!って思ったがしっかり見なかった俺も悪いね・・・
それに気づいた時には長野までの帰着時間を考えると釣り出来る時間は1時間くらい・・・そこからエレキや魚探、バッテリー、タックルを準備してボートを降ろすまでの気力は完全に消滅するくらい僕の心はヘシ折れていた・・・

長浜から名古屋に下道で帰り、ボートを戻した後、せっかくだから翔哉のクリスマスプレゼントを買った。その後、超久しぶりに吉野家で牛丼を食べた。ここから自宅は近いので寄ろうかと思ったが長野へ帰る時間が遅くなるし、15日に母親は長野に来るので自宅には寄らずそのまま長野へ・・・俺は一体何しに行ったんだろう・・・???翔哉のクリスマスプレゼントを買えただけでもヨシとしよう!自宅に帰ると翔哉が「お父さ~ん」って笑顔で走りよってきた。この姿を見て体調はそこまで悪くないんだ・・・とホッとしたと同時に翔哉の笑顔でこれまでのイライラの連続から一気に開放された(笑)

7月の琵琶湖釣行はトレーラーのトラブルでまともに釣りが出来なかったし、今回は釣りさえ出来なかった。
次・・・次こそは琵琶湖で思いっきりフルキャストして暴れまくりたい!って・・・次は湖が荒れて釣り出来なかったりして(爆)今回みたいケースで釣り出来ないより湖が荒れて釣り出来ない方がよっぽどマシだよな・・・



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-04-27 04:33:01
商売人でもリーマンでも段取り8割、
当たり前の大人の常識。
読んでてあまりの馬鹿さ加減に笑
あなたは他人にトイレ貸しますか?
身勝手過ぎて、、
だからビジターには冷たいんですよ
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