日本はもう１度痛い目をみるの

どうなるか先行きは全く解らなくなったけど‥

一つだけ間違いないのは、今回選ばれた参議院議員任期中に消費税増税が起こる、
（マスコミも政局アレコレ予想・推測、
中には「これで日本は全て*(バラ)*色」などと確信、悦び涙している方もいるのでしょうが、おバカなのか、少なくとも私には６年が３年でもこの１点ぐらいしか予測できません）

民主党は、昨年の衆院総選挙の時、４年間は上げない、勿論「経済は生き物」で、どうしても上げなきゃいけなくなっっても勝手に上げず解散、
いずれにせよ総選挙で信を問うてから（即ち、それまでに国民が納得できなければ次期以降も増税しない選択もある）、と公約、
今回もそれを踏襲し、さらに諸外国同様、「生活必需品や低所得層は除外する」、
とにかく「先ずは徹底的にムダ削減！」を貫いてくれる、と信じたいけど、惨敗させられた、

他方、明確に「消費税増税」反対！の党ではなく、

むしろ逆に「先ず当面は１０％に」倍増（以後も倍々ゲーム）とした自民党を、かなりの国民が圧勝させた訳で、

その人たちの本意はどうかわからないけど
（他にも「政治とカネ」「沖縄基地存続」への批判なども取り沙汰されたものの、
結果としては、「企業団体献金・助成金」「沖縄基地」に反対した党が勝利したとは残念ながら到底いえないし、

たった１年足らずで、
あれだけの公約、全て実現できないと失格！などと、私達も、おエライ学者・評論・政治家、世界・過去の偉人も誰も実現できない事で新政権２度も３度も替えるのか、
民主党の諸改革・政策への賛否、自民等との評価が大逆転したのか、
それとも、民主党中心＋α連立、さらには９月予定の民主党首選でまた誰かでなく菅政権自体はあくまで存続してほしい・支持するが、
しっかりしろ！という「叱咤・お仕置き」なのか、
全く理解不能‥
実際は、確たる理由も今後の見通しも、本意でも無い、あいまいな気分・ムードだと観念、邪推・憶測しますが）、
そのまま既定路線にされちゃう危険性は高い*(泣く)*

私は前々から書いてきた通り、絶対反対では無いけれど、
破綻状態の年金など、何より（税金や保険料が途中で好き放題に政治家や役人、癒着企業などにピンハネされず、適正に私達に還元・使用される！という）政府への信頼の再建が大前提で、
それには長年、政権を任されながら、年金・財政をここまで破綻させ、自分たちの「世襲優遇・天下り」利権などだけ温存・保守しながら、庶民に「痛み」を強いる自民やその仲間の「エセ改革路線」続行などではあと４年あろうが絶対無理、だからこそ多くの国民が政権交代させたハズだったのに‥

この残る２－３年で、それができるのか、怪しくなってきた*(困る)*

「みんなの党」も、増税自体積極的に反対では無く、「先ずは国会議員自ら（与野党に関わらず、立法府として１人１人実際に発案－賛否か、で）身を切り、ムダ削減してから」という点では、民主党などと同じだけど
今回当選した議員たちが本当に自ら身を切るだろうか？

例え「解散」が無く、次の選挙で「信を問う」まで「増税」強行が無いとしても最大３年間、
その前（とすれば２－３年以内）に先ず、

自分たちの議席数の他、まさに「政治とカネ」、１名に費やされる「血税」（歳費や助成金などに加え、事業発注や補助金、免許・特権をうける企業・団体諸法人からの「キャッシュバック」献金も含め）、
役人天国・ムダの徹底節約・削減を、
わずか１年弱前までの長い長い与党時代できなかったのに今度こそは実行するのだろうか？（勿論そうなら私も大賛成だが‥）
それとも結局、自分たちは丸々居座るばかりか、足を引っ張りウヤムヤ、下手すれば復活させておいて、また６年後「今度こそやります」等と繰り返し、
挙げ句「小さな政府」と称して、本来の責務である国民一般への奉仕だけまた縮小・切り捨てたり増税ばかり強行するのか？

彼らを支持・投票した人たちは（一部マスコミも含め、例え騙された！にせよ、今回は政治家や他の誰かが勝手にやった事ではなく、御自分たちが決めて実行してしまった事なのだから）特にしっかり責任をもって見守り続けなければいけませんね*(ジロ)*

まだまだ懲りてない、またも１年もたたずに自民を復活させた人々は、どんな展望があると考えたのか？？どんな１番になれると信じたのか？？

少なくとも私には想像もできない‥

これでは冷戦体制＆バブル(「Japan as №１」)崩壊を経て、１７年前「立て直し」に挑みかけた「細川－羽田」非自民政権後、わずか１年で自民が復権－日本再低迷（結局「失われた十年、２０年」へと不況本格長期化＆財政赤字も一挙に急増）させ始めた、
あるいはそれ以前に、財政再建・増税策で逆に景気も財政も悪化させたのと同じパターンを繰り返しかねない‥

中国の好況も今年後半から怪しくなるけど（日本も経済だけでなくさらにゴタゴタもたつきそうだし）、
この２・３年で、中国も北朝鮮も、次の政権－体制に転換、それで外交防衛も、世界経済の情勢さえも、ガラッと変わりかねない、
それを待って、例によって「さぁ大変！百年に１度の‥未曾有の‥」等と慌て騒ぎ、これからどうするか？では無く、日本からの動きで、よりよい方向に影響・リードする！ぐらいの見通しだったのに‥
身近なアジア諸国にハッキリ追い越さ（以上に日本が落ちぶ）れてから、結局は外発的に、手本追従ができるまでダメ*(最低)*と気づかないのか、

また数年「後退」後もう１度「痛い目」をみたくらいで今度こそ、本当に「逆戻り」のメッキもはげ、目覚めて、再び前進へと出直してくれるのか‥

それを信じるしかないですね*(いっぷく)*