どうも皆さん
今日は僕のお勧めの小説紹介シリーズの第2弾です
相変わらずうまくまとめられるか分かりませんがよろしくお願いします
今日紹介するのはこの作品です
この「獣の奏者 Ⅰ闘蛇編」をはじめとする本編四巻、外伝一巻で
構成されるハイファンタジー小説「獣の奏者」です
手に取ったきっかけは、やはり僕がハマった「守り人シリーズ」の作者
上橋菜穂子さんが書いている作品だからです
この間ようやく本編四巻をすべて読み終わりましたが・・・
さすがですね。あらゆる人間関係や一人一人の人間性
そこに更に「獣」の存在が加わり、なぜすべての生き物はこのようにあるのか
自然にあるべきものが人の手で歪められたら・・・知られざるべきものは本当に知られてはいけないのか・・・
様々なメッセージが物語の中から読み取れます
まず世界観は守り人シリーズによく似ています
建物や道具などは和風で(守り人で言うなら新ヨゴ風)
しかし文明的にはほんの少しだけ進んでいる気がします。作中にメガネが出てきたので(笑)
でも武器とかそういうのは守り人とは変わりません。剣や弓です
相変わらず文章に外国語は極力使われておらず。より話がまとまっている感じがします
舞台となる国は、あちこちを旅する守り人シリーズとは違い
ほとんどリョザ神王国というひとつの国です
ここでこの作品の見所、要点をネタバレ(少しあるかも)しない程度に紹介していきます
1.四巻ぶっ通しで行われる壮大な物語
正直言うとこれが物語の普通体系だと思うんですけどね
守り人シリーズが結構特殊で、シリーズ前半はどの巻から読んでも楽しめるようになってます
でもこの獣の奏者は四巻すべてが繋がっているので、もちろん最初から読まないといけません
しかし疲れるなんてことはありません。物語の中で主人公が休んでいるときは
こっちも安らぎ、主人公が窮地に陥ればこっちもヒヤヒヤします
読者を登場人物と同じ世界に取り込んでしまう・・・それがこの作者の作品です
2.成長し、葛藤する主人公
この作品の主人公はエリンという少女です
なんと初登場時はわずか10歳。彼女の母は獣ノ医術師といい、村で育てられている
闘蛇(戦闘用の巨大なトカゲ)の世話をしています。しかしある日その闘蛇に関する事件が起き
エリンは悲惨な運命を負うことになるのです・・・
そしてエリンはそこからいろんな人に支えられながら成長し、母と同じ獣ノ医術師を目指すのですが
その中で動物や自分たち人間の存在や関係に対してあらゆる疑問を抱き
隠されていることや、触れてはいけないと考えられているものまで知ろうとします
性格はというと、気はおとなしく冷静ですが、好奇心旺盛で好きなことに一途な感じです
そして以外に頑固だったり、頭が良かったりでバルサ(守り人の主人公)と正反対と思いきやなんだか似ているところもあります
3.人と国と獣
他の作品でもそうですが、この作品ではあらゆる人間が支えあって生きていることが
エリンや他の人物を通してわかります
そしてなにより大きいのがとある「獣」と人、国の関係です
舞台となるリョザ神王国では「王獣」と呼ばれる獣が国王の象徴とされています
そして国の防衛には「闘蛇」と呼ばれる戦闘用の獣が使われています
しかし、この二つの獣と国にはとある複雑な関係が国の歴史とともにあるのです
さらにエリンが人と獣という二つの生き物の関係性を新たに見出していき
その国に振りかかる問題や謎に迫っていきます
4.絆
個人的にこの作品を漢字で表すとこの一文字に限ります
3つめのポイントでもいったのですがあらゆる人や獣が良くも悪くも深く関係してきます
その関係のなかでもっとも強く輝くのが「絆」です
絆はなにも人間同士に限ったものではないと思うのです
男性と女性、親と子、友人、教師、王、民、獣、虫、木、太陽、雨・・・
限りない絆のネットワークがこの物語の中に見られました
結構まとまらない文になりましたね、すみません!!
でも僕にとっては大きすぎてすごくまとめるのが難しい作品なんですよ
守り人シリーズのときもそうでしたが、これも児童文学ではありませんね・・・
子供も大人も楽しめる、楽しむべきのリアルファンタジーですよ
本当に細かいところまでリアルに書かれていて、数行読むだけでもう向こうの世界ですよ
僕もそうでしたが、「ファンタジーってドラゴンとかエルフとか魔法とかが出てくるやつでしょ?」
って思ってる人のファンタジーのイメージをぶち壊してくれますね
そうい西洋系ファンタジーでイメージが固まってしまっている人にも
ファンタジー嫌いな人にも是非読んで欲しい作品です!上橋さんの小説は!
もうひとつ言うと「守り人シリーズ」よりも「獣の奏者」の方が
少しだけ難しく感じました。個人的にはですけど
どっちが好きかと聞かれると・・・守り人ですね!小説読むようになったきっかけですし、本当にハマりましたし!
でもどっちも好きですよ!
今は獣の奏者の外伝を読んでいます
飛んだ記事になってしまいましたが、本当に言いたかったのは多分最後のほうです(笑)
この記事によって少しでも興味を持ってくれる方がいるのならたいへん嬉しいです
それでは See you again