クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

ふたりはふたり

2013年09月11日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
ふたりはふたり


喧嘩別れは 夏の初めの
海岸沿いの フリーウェイ
俯きがちに ふたりで聴いた
気まずい J-Waveのブルース

若さはいつも
Too much trouble
優しさじゃ物足りない
愛してること 変わらないのに
何故に素直になれない

見られたくない涙に
君はサンルーフ開け
冷たい通り雨 誘ったね

ルーズなふたりなら
タイトに身を寄せ 今夜
ひとりじゃいられない
ふたりはふたり

洒落たリズムも 耳に障るし
冷えたラガーも不味いよ
僕からSorry 海に行こうか
夏はまだ終わらないよ

若さは壊れた
パズルのようさ
大事なピース探せない
愛してること 分かってるのに
何故に許し会えない

途中で切れた君のCall
何を言いかけたの?
もどかし気な僕はなんだろう

ルーズなふたりだから
残り香 胸に沁む
ひとりじゃいられない
ふたりはふたり

ルーズなふたりなら
タイトに身を寄せ 今夜
ひとりじゃいられない
ふたりはふたり









Double Hearted

2013年09月11日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌


Double Hearted


僕に向ける
鈍い銃口は
誰でもない
君の心臓を
撃ち抜くのさ

君に投げる
冷たいナイフ
誰でもない
僕の喉笛を
掻き切るのさ

Chicken Hearted
勝者のないGame
痺れた腕(かいな)で
僕らは立尽くす

Double Hearted
折れた小さな傘
珈琲色の雨
弱者の肩を
濡らしてる


僕らに向ける
羽折れたダーツ
迷わない
彼らの眼には
刺さらないのさ

庭に落ちた
紙飛行機は
偶然じゃない
狂った隣人が
飛ばしたのさ

Chicken Hearted
捨て身のFake
揃わない声で
僕らは立尽くす

Double Hearted
失くすものがない
小さな怪物
僕らの耳朶 
齧ってる



不機嫌なチェリーパイ

2013年09月11日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌

不機嫌なチェリーパイ


華のないActor 
逃げ腰のBoxer
挑まないClimber 
僕ら不機嫌なCherry Pie

真っ黒な奴ら 
真っ白な 歯を見せ
真っ赤な嘘 並べるから

真っ直ぐな僕ら
真っ先に信じ
まっしぐら 走っちゃうよ

真っ青な僕ら
真っ暗闇に
真っ逆さま 落ちちゃうよ

まっぴら ごめんだ
真っ向勝負だ
Beep Beep Beep Beep! Yeah!

救えないDoctor 
直せないEngineer
人の善いFixer 
僕ら不機嫌なCherry Pie

無体な奴ら
無責任に
無理難題 吹っかけるから

無邪気な僕ら
無我夢中に
無欲無心 走っちゃうよ

無理した笑顔
無難な言葉
無駄に演じることはない

無敗はないぜ
無敵じゃないぜ
Beep Beep Beep Beep! Yeah!

ツキのないGambler
負け越しのHustler
おしゃべりInsider
僕ら不機嫌なCherry Pie


ロールシャッハ

2013年09月10日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌



Rorschach


シャツに付いた デミグラスソース
慌てて叩きました

シミは滲んで 大きくなって
かなりのパニックです

ジェイゾロフト 離せない僕は
頭が割れそうで

罵声と奇声 吐息ため息
聞こえてくるのです

このシミ何に見えますか?
先生! 女房の顔です

このシミ何に見えますか?
先生! 女房の顔です

このシミ何に見えますか?
先生! 女房の顔なんです!


シャツに落ちた タバコの灰
慌てて払いました

焦げはミルミル 大きくなって
顔面は蒼白です

三半規管 弱い僕は
今にも 吐きそうで

犠牲と自制 心の叫び
溢れてくるのです

この焦げ 何に見えますか?
先生! 上司の顔です

この焦げ何に見えますか?
先生! 上司の顔です

この焦げ何に見えますか?
先生! 上司の顔なんです!

かんだティッシュ開いてみたら
冷めた女房の顔なんです

夜中に天井見上げていたら
怒った上司の顔なんです

変わりゆく雲の形を眺めたら
馬鹿な女房の顔なんです

窓の指紋を拭っていたら
間抜けな上司の顔なんです





あやかりたい

2013年09月09日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌

あやかりたい


掌のカードだけじゃ 
きっとゲームに勝てないよと
他人は不確かな 道標

羽の折れたダーツなりに
不完全なるパーツなりに
Oh Yes, I wanna take pride in me

Nobody answers 
シンプルなルールは

Nobody answers 
鼓動のリズム

抑えきれない 揺れる想い
君を乗せて 漕いで行こう
Oh Yes, I wanna take pride for you

子供の頃 見上げた
星座と宇宙
記憶の彼方の波や風が
語りかけてくるよ

ゴミ箱に捨てちまえばいいよなこと
ジュエルのように守り続ける日々に
疲れ始めているよ

偶然の欠片逃さないで 
それは運命を変える風さ
ふたりで探しにゆく旅
せめぎあう場所は 
犬にくれてやれ

Nobody answers 
でっちあげられた 禁忌

Nobody answers 
言い訳のレベル

掌のカードだけで 
試してみたい機運(かぜ)がある
君だけは確かな道標

踵の折れたブーツはいても
不真面目だというスーツ着ても

Oh Yes, I wanna take pride in me
Oh Yes, I wanna take pride for you

掌のカードだけで 
試してみたい機運(かぜ)がある
君だけは確かな道標



Money Man

2013年09月06日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌

Money Man


石の時代も
貝の時代も
カネはカネ

小判の時代も
紙の時代も
カネはカネ

カネに色はないけれど
カネに力はあるんだぜ

ヒトを測るものなのか
ユメを測るものなのか

Oh! Money Man
You’re the kind of man

Oh! Money Man
Say you wanna be free

No! Money Man
We’re kind of men

Lonely Money Man
Say we wanna be free


ABBAも言ってる
省吾が叫んでる
カネはカネ

カードになっても
電子になっても
カネはカネ

要らぬと気取ればウソになる
欲しいと言ってラクになれ

アイを測るものなのか
イノチを測るものなのか

Oh! Money Man
You’re the kind of man

Oh! Money Man
Say you wanna be free

No! Money Man
We’re kind of men

Lonely Money Man
Say we wanna be free





FOX ON THE RUN

2013年09月06日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
FOX ON THE RUN


オレはアイツを 騙してる 
アイツはコイツを 欺いて
コイツはダレカを 嵌めようと 

ダレカはオレに 嘘をつく
オレはジブンを 嘲笑い 
鏡のオレは Baaaと啼く

Fox on the run
ミンナ 仲良く微笑んで
Fox off the run
タガイに 足を踏んでいる

Fox on the run
ミンナ ジョークを言うけれど
Fox off the run
その眼は 笑っちゃいないんだ

さあ 逃げ出そう!
心ざわつくこの森から
切るに切れない
尻尾を揺らして


オレはアイツの背に回る 
アイツはコイツに手を上げて
コイツはダレカを犯そうと 

ダレカはオレの首絞める
オレはジブンに唾を吐き 
鏡のオレは Brrrと嘶く

Fox on the run
ミンナ 仲良く抱き合って
Fox off the run
タガイの 背中つねってる

Fox on the run
ミンナ 右手を重ねても
Fox off the run
左の爪を 砥いでいる

さあ 逃げ出そう!
心病む 退屈な砂漠から
取るに足りない
頭を抱えて



寸止海峡

2013年09月06日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
寸止海峡


やさしくしないで
涙 こぼれそう
ひとりで 泣いて
決めた さよなら

パンツについた
口紅だから
許せないのよ
それも うしろまえ

嗚呼 あなた
もう忘れましょう
ちらり ちらり
雪が舞う 寸止海峡

港の酒場で
飲めないお酒
心に沁みれば
涙 あふれます

綺麗な指だと
口説く 男は
あなたに似てて
心 許します

嗚呼 あなた
お互い様でしょう
ゆらり ゆらり
夢の中 寸止海峡


さびしくなったら
手紙を編みます
未練心残る
寝待月の宵

胸のほくろは
男運がないねと
笑ってあなた
くちづけくれたわ

嗚呼 あなた
嫌な女でしょ
はらり はらり
涙散る 寸止海峡






横浜で逢いましょう

2013年09月05日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
横浜で逢いましょう


工場の灯り映る 
黒い海と交わる空 
赤レンガ倉庫抜け 
大桟橋辺り 

うたかたの枕に 
引き寄せる細い腰 
望むものはないわと 
うそぶく唇 

波間に結び消えゆく 恋は幻
許されぬ二人は 
横浜で逢いましょう 


絡めた小指を 
解く勇気もなくて 
本牧辺りの部屋で 
また咽び泣く 

うたかたの想いに 
首筋に夢の跡 
くゆる紫煙に 
残り香溶けてく 

寂れたマリンタワー 
月に滲んでる 
戻れない二人は 
横浜で逢いましょう 


さしつさされつ 
胸元朱に染まる風情 
伊勢佐木町ブルースに 
また酔いしれる 

うたかたの絆に 
かき上げる長い髪 
寄せては返す 
波のようなおまえ 

ざわめくチャイナタウンで 
この身焦がしたら 
やるせない二人は 
横浜で逢いましょう


赤い靴

2013年08月22日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
赤い靴



ずっと あなた
そこで 待ってるのね
瓦斯燈の下 涙隠せない

多分 あなた  
捨てられたかもね
彼には 都合のいい 
赤い靴

いいわよ あなた 
温まっていけば
横浜(ハマ)の雨は 
すぐに止まないから

よければ あなた
話してみれば
馬車道じゃ よくある話だもの

オトコとオンナは 
ややこしいね
恋を 取り違えるから

だけど あなた
綺麗な 顔してるわ
人形の家 異国の瞳だわ

なあんだ あなた
笑えるじゃない
そうね よくあることね

オトコとオンナは 
ややこしいね
恋を取り違えるから

ずっと あの娘も
そこで待っているわね
瓦斯燈の下 
涙 隠せない

たぶん あの娘も
捨てられたのかもね
馬車道じゃ よくある話だもの


ダリアの花

2013年08月22日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
ダリアの花


私は たばこ二本
火をつけて
ひとつ あなたに置きました
あなたを抱く この丘で

蝉の声 ひととき 
止みました
吹く風が 驟雨を
運ぶのでしょう
あなたを抱く この丘に

ダリアの花
あなたに見えますね
その花言葉と同じ
あなたの気紛れを
思い出しては 笑います

私は もう一度
火をつけようと
濡れた手のひら 翳しました
あなたを抱く この丘で

ダリアの花
あなたに見えますね
私からのありがとうは
花言葉より大きくて
涙こらえて おくります

いつの日も 何処にいても
何をしてても 吹く風は
同じ想い 繋ぐでしょう

ダリアの花
あなたに見えますね


星々のあと

2013年08月22日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌

星々のあと


君はカーテンを 少しだけ曳いて
僕らを閉じ込めた 雪の都会を
見下ろしているね

どこかで望んだ 夜なのに
どうして 心が騒ぐよ

君の携帯が Purpleに光るよ
僕に 背を向けて その指が
そっと 嘘をついたね

気づかないふりは 僕らのルール
でも 心が騒ぐよ

もう一度 
指輪はずして
もう一度 
ピアスはずして

頼りなく 君は
小さな星々を 
テーブルに置いた

もう一度 
灯り消して
もう一度 
好きと抱きしめて

小さな宇宙で 
小さな星々は
僕らを見てた

僕はカーテンを 少しだけ曳いて
赤いテールライト 消えていくまで
君を見送るよ

あと少しだけ いたいのに
どうして 心がちぎれるよ

僕の携帯が ベッドで震えるよ
儚い絆 断つように その指が
そっと さよなら言ったね

返さないことは 僕らのルール
でも 心がちぎれるよ

もう二度と 
抱けない温もり
もう二度と 
廻らない夜

頼りなく 僕らは
小さな星々を 
そっと 仕舞い込んだ

もう一度 
雪が降ったら
もう一度 
好きと抱きしめたい

小さな宇宙で 
小さな星々は
僕らを 見てた
小さな星々は 
僕らを見てた



(数年前に作った曲です。大人の恋を歌いたかった頃、思いつきました)

シェパード (羊飼いの唄)

2013年06月18日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
シェパード (羊飼いの唄)


深い皺の老人は 
子供の頃から羊飼い
何になりたいこともなく
何に迷ったこともなく
今日も指笛
吹いている

優しい眼をした相棒は
老いた今でも羊追い
何を疑うこともなく
何を欲することもなく
今日も指笛
待っている

Hundred Miles Away
丘を越える 風も雲も
ずっと変わらない

Thousand Years Ago
丘を駆ける 光も影も
ずっと変わらない

嗚呼 
遥かなる Evergreen
そっとふたりを
包んでた

少し頑固な老人は
子供の頃から変わり者
誰を愛することもなく
誰に語ることもなく
来る日も遠くを
見つめてる

黒い毛足の相棒は
生まれた時から引き摺って
誰を疑うこともなく
誰を恨むこともなく
今は静かに
横たわる

Hundred Miles Away
丘を越える 風も雲も
きっと変わらない

Thousand Years Ago
丘を駆ける 光も影も 
きっと変わらない

嗚呼 
遥かなる Evergreen
そっとふたりを
包んでる

深い皺の老人は
ひとりの今も羊飼い
傘をさそうともせず
襟を立てることもなく
寂しい思い
飲み込んだ

癖で伸ばした左手の
先に温もり もうなくて
ひとり笑ってポケットに
想い出ともに仕舞い込む



メロディ

2013年03月17日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
メロディ


海に沈む夕陽と
淡く昇る月は
今なら君にどちらが
哀しく映るのだろう

アスファルト 跳ねる光と
佇む真夜中の鏡に
これから君は どちらに
影を落とすのだろう

遠い約束の この丘
見降ろす街は 方舟
錆付いた魔法で翔ぶ
宇宙船だよ

君が掴みかけた
星の温もりは
ふたりの部屋に
眠ってるのに

切なさを引く
くちづけの後で
君の背中小さくなる


風を抱く防砂林と
吹かれて踊る 風見鶏に
続いている 駅への小径
君を載せて 漕いでいく

水たまりで 濡れていた
日付の欠けた 新聞の
記事を何処かで 覚えてる
結ばれた朝の エピソード

想い出を早送りして
不意にため息つく君
錆付いた魔法を解く
哀しいメロディ

君が掴みかけた
星の手触りは
描きかけの 油絵の中

切なさを引く
さよならの後で
君の背中 薄れてく



五反田でジタンダ

2013年02月24日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
五反田でジダンダ


お店の名前は ラベンダー
惚れたあの娘は カムサミダ
もうすぐ別れの カレンダー
嗚呼 降る雨は ただナミダ

五反田でジダンダ
身悶えてドタンバ
さよならは アトレヴィゴタンダ
嗚呼 行くなとサケンダ

ふたりでムスンダ
想い出のミサンガ
この腕にナジンダ
あの娘のシロイハダ

山手線の Cielo Estrellado
哀しみの Cielo Estrellado

もう一度 Cielo Estrellado
ふたりで Cielo Estrellado


有楽街の ラベンダー
あの娘によく似た ハシムニダ
ネオンに映える スレンダー
嗚呼 影を抱き ただナミダ

五反田でジダンダ
身悶えてドタンバ
もう一度 レミーゴタンダ
嗚呼 逢いたいとサケンダ

オレをウランダ
許してまたニクンダ
何度もコロンダ
想い出の色は マゼンダ

山手線の Cielo Estrellado
哀しみの Cielo Estrellado

もう一度 Cielo Estrellado
ふたりで Cielo Estrellado