カエルの子はカエル

　　　　　　　　 　　海　　写メ
　　　　　　　　　 　バス　　ドキドキ　

8月2日高校2年の長女から届いたＥメール。
彼女は、8月2日沖縄本島に向けてひとり船で出発した。
10日間の長旅で、目的は、高校卒業後の進路先として考えている専門学校の学園祭見学と、バプテスト教会のサマーキャンプに参加すること。

彼女が旅行の相談をした時、わっ、きたぁ～と、思った。

私も高校2年の夏、バイトして貯めたお金で、兄の住む熊本までひとり船旅をしたことがある。
母に相談した時、母は軽く「いいんじゃない」と言っていたが、
私が、「船の切符を買ってきたよ」と言うと、いきなり怒り出して
「あんたは馬鹿じゃない、高校生の女の子がひとりで船旅していいはず無いでしょ。切符は返してきなさい。」と言われて、
えぇ～いいって言ったじゃない、大人なんて、大人なんて、と思った私は、
「分かった、切符は返してくる」と言い、
実は、返さずに、影で着々と計画を進め、着々と準備をし、置手紙を残して、家出のように、こそこそ、わくわく、一人旅をしたことがある。

今思えばなんと、親不孝な子供だったのだろう。
携帯もないあの時代、心底心配だったと思う。

私は、我が娘も親不孝な子にしてはいけないと思い、過去に得た教訓を話し、気持ちよく彼女を送り出すことにした。
子供は、信じてあげよう。子供が、失敗しても、間違いを犯したとしても、その地点からまた新たに信じてあげよう。
信じられて育った子供は、心が強くなると信じているから

本日の日替わり弁当

軟骨ソーキ、アーサのてんぷら、白身フライのお弁当です。