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鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

紀の川市粉河

2012-07-12 18:07:27 | 和歌山県

粉河寺の大門近くで見つけました。

kiteさんとJR和歌山線高野口駅~名手駅まで歩いたのは2010年11月13日のこと。
その日の計画では高野口~岩出まで歩く予定でしたが、私の歩みがのろく短縮してもらったのです。
あれから1年半以上たった今月2日、名手~岩出間を歩いてきました。
しかし、この間に見つけた鍾馗さんはこの1体だけ。

kiteさんが2006年8月に名手市場で2体見つけていますが、
「高野口を過ぎると鍾馗さんの影が極端に薄くなる」というkiteさんの説を裏付けるのが目的でした。
それと、「この先は一人で探索しておきます」とkiteさんに約束していたこともありますが。(^^ゞ

鍾馗さんをあげる風習は、奈良県五條市を経由して和歌山県橋本市まで来ていますが、
ついに粉河で止まってしまいました。


撮影日:2012年7月2日

和歌山市湯屋谷

2012-06-09 06:34:04 | 和歌山県
onigawaraさんからいただいた情報が増えてきたので、消化するために和歌山へ行ってきました。
阪和自動車道の岸和田和泉ICから高速に入り、一気に御坊市まで南下しました。
御坊からは国道42号を北上し、有田川町と和歌山市街地に寄り道して、
この日の最終目的地である雄ノ山峠の手前の和歌山市湯屋谷へ。
onigawaraさんがここで正体不明の鍾馗さんを見つけておられます。
ここまでで8体の鍾馗さんをカメラに収め、この日の9体目は、
   雄ノ山峠を和歌山側に下った集落
   棟に北向きの鍾馗さん
と書かれているすぐ下の写真です。=こちら



家に帰って、onigawaraさんにお礼と報告を兼ねてメールしました。
そのなかで
    この顔つきはどこかで見たような……。
と書きました。
どこで見たのだったかなぁ~?と、1時間…2時間…考えても答えは出ませんでしたが、
こちらでkiteさんが
   三つ目はすさみ町のと一緒ですね!
と教えてくださいました。
私のホームページ内にいないことはわかっていましたが、まさか、すさみ町周参見(すさみ)のと兄弟だったとは……。

※この日カメラに収めた鍾馗さんたちは、ホームページでご覧ください。


撮影日:2012年6月4日

海南市

2012-04-22 07:46:14 | 和歌山県
onigawaraさんが「事務所の見張り番」としてブログで取り上げたのは昨年12月19日。
すぐにコメントを入れ、場所を教えていただきました。






帰りは、これまたonigawaraさんの情報で、大阪府泉南市信達金熊寺(しんだちきんゆうじ)へ回ってきました。



前から見ると普通ですが、横からでは頭部がずいぶん前に出ており不自然な姿勢になっています。



泉南市信達金熊寺でほかに2体見つけました。
 


(いずれも2011年12月21日撮影)

海南市~橋本市

2012-04-01 15:10:56 | 和歌山県
昨年11月9日にonigawaraさんからメールで写真とともに次のような情報をいただきました。
>海南市と和歌山市の境界あたりで通りすがりに見かけました。
>海南市日方の熊野街道沿いつきあたり鍾馗と同型ですね(こちら)。

それより少し前にonigawaraさんがご自身のブログで取り上げた鍾馗さんと、
その前からいただいていた情報を組み合わせて撮影に行くことにしました。



大阪府内で見られる鍾馗さんです。
この日から1カ月ほど前に撮影に行きましたが、
逆光でお見せできる写真にはほど遠く、撮り直しました。=海南市冷水(しみず)で【onigawaraさん情報】


onigawaraさんに教えていただいた鍾馗さんを探していて見つけました。=海南市小野田で


海南市多田(おおた)のに続いて2例目です。=海南市小野田で


海南市から橋本市へ向かう途中、国道424号で車の中から見つけました。=海南市七山で


2010年11月にkiteさんと高野口~名手まで探索した際に教えていただいており、再撮影です。=紀の川市名手市場で


車を運転中に恵比寿さんを見つけ、
近くの商業施設に駐車してそのお宅をチェックしていて発見しました。=橋本市高野口町名倉で


旧橋本市内の探索はしたことがなく、以下のような個性あふれる鍾馗さんたちがいました。

=橋本市橋本1丁目で【onigawaraさん情報】


=橋本市東家(とうげ)2丁目で【kiteさん情報】


=橋本市東家4丁目で【kiteさん情報】


=橋本市古佐田1丁目で【onigawaraさん情報】

(いずれも2011年11月14日撮影)


月日のたつのは早く、もう4月。
今年初めての更新になります。
更新していなくても毎日多くの方がのぞいてくださり、感謝しています。

有田郡湯浅町

2011-09-15 15:06:05 | 和歌山県
onigawaraさんからいただいた情報をもとに和歌山県湯浅町へ行ってきました。

鍾馗さんを探して歩いていると、各所で「○△醤油」と書かれた古い木の看板が目立ちます。
湯浅町は、知る人ぞ知る醤油発祥の地で、
2006年に町内の一角が国の「伝建地区」に選定されており、6台分の駐車場もあります。
(「伝建地区」とは、「伝統的建造物群保存地区」の略称です)




東西約400メートル、南北約280メートルが伝建地区のようですが、
この伝建地区から外れていると思われるお宅でまず1体見つけました。
そして、onigawaraさん発見の鍾馗さんを確認するまで、
伝建地区内外をおおざっぱに見て回りました。

8月に2回、海南市黒江と日方へ行きましたが、
そのときに気づいた「小ぶりな鬼面の鬼瓦」がここでも幅を利かせており、
鍾馗さん文化はあまり根づいていないようでした。










onigawaraさんが見つけられた鍾馗さんが置かれている向かいに休憩所があり、
そこに2体が飾られていました。
1体は鍾馗さんですが、最後の1体は何者でしょう?

=いずれも2011年9月14日撮影