![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b1/c0e2bb54be1d2387948cf81c8b500d2d.jpg)
「早指しが最も得意な棋士は誰か?」
これが今回の研究テーマです。
早指し指数として、「早指し棋戦勝率/長考棋戦(竜王戦+順位戦)勝率」を定義します。
(「早指し棋戦」は全棋士参加で持ち時間の短いNHK杯、銀河戦、朝日杯の3棋戦とします)
この数字が高いほど早指派、低いほど長考派であると推定します。
全棋士を調べるのは大変なので、永世称号保持者・タイトル保持者・A級・レーティングTOP10の棋士19名に限定して調査しました。
(解像度の関係で下記の表は一部抜粋です。成績は2019/12/26現在)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8f/6460ba2cf607c4e2b6554c44c0ca025d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/57/8dda5f06ab966535f9f1c7236f535115.jpg)
そして注目のランキングはこちら!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/81/34863979a8f5d3dced0ec7b939c10ef2.jpg)
流石羽生名誉NHK杯、恐るべし…
羽生九段は永世七冠の資格保持者。言うまでもなく竜王戦や順位戦、2日制タイトル戦のような持ち時間の長い棋戦も突出して強いのですが、それにも増して早指し棋戦との相性が良いみたいです。特にNHK杯の勝率は驚異の8割超! ずば抜けた大局観があるからこそ出せる数字なのでしょう。
参考までに、「マッハ」の愛称を持つ早指しの雄、田村七段の早指し指数は1.125でした。羽生九段はマッハ以上にマッハ!?
一方、永瀬二冠を初めとして若手のトップ棋士は、比較的長考棋戦の方が相性が良いという興味深い傾向も得られました。
若手は研究と読みを、ベテランは経験と大局観を重視する。と考えると、すんなり理解できる気がします。
これが今回の研究テーマです。
早指し指数として、「早指し棋戦勝率/長考棋戦(竜王戦+順位戦)勝率」を定義します。
(「早指し棋戦」は全棋士参加で持ち時間の短いNHK杯、銀河戦、朝日杯の3棋戦とします)
この数字が高いほど早指派、低いほど長考派であると推定します。
全棋士を調べるのは大変なので、永世称号保持者・タイトル保持者・A級・レーティングTOP10の棋士19名に限定して調査しました。
(解像度の関係で下記の表は一部抜粋です。成績は2019/12/26現在)
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流石羽生名誉NHK杯、恐るべし…
羽生九段は永世七冠の資格保持者。言うまでもなく竜王戦や順位戦、2日制タイトル戦のような持ち時間の長い棋戦も突出して強いのですが、それにも増して早指し棋戦との相性が良いみたいです。特にNHK杯の勝率は驚異の8割超! ずば抜けた大局観があるからこそ出せる数字なのでしょう。
参考までに、「マッハ」の愛称を持つ早指しの雄、田村七段の早指し指数は1.125でした。羽生九段はマッハ以上にマッハ!?
一方、永瀬二冠を初めとして若手のトップ棋士は、比較的長考棋戦の方が相性が良いという興味深い傾向も得られました。
若手は研究と読みを、ベテランは経験と大局観を重視する。と考えると、すんなり理解できる気がします。
藤井現二冠はアベマで二回個人優勝、チーム優勝一回をしていて早指しも明らかに強いのですが、時間かけるほどもっと勝ってしまうので相対的に早指しが苦手(藤井比)という結果に笑えますね
森内さんがアベマの時に勝ちまくってたのですが森内さんこそ経験と大局観から来る受けで上手く勝ったんじゃないかなって思いました。