![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7c/be75e76fc93f18ad7458dc695f8a311e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0b/351eaa595ae581dcaab1dbcf43144c18.jpg)
AI先生(後手)との対局より
後手番。一見無難な立ち上がりに見えますが、ここから予想外の仕掛けを食らいます。
△1三桂!▲3八金△2五飛
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何だこれは・・・。
露骨に飛車ぶつけを狙った一着で、▲3八金と自陣の隙を少なくしても尚△2五飛と指されました。
正直、第一感無理気味だと思いました。というのも▲同飛△同桂▲2八銀と進行したとき、いかにも後手の桂馬は無駄死にしそうだからです。
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ところが実戦は△7二銀▲8五飛△1七桂不成▲同銀△8三歩と進行し、桂損にも関わらず、何とこれで評価値が-200~300で「後手指せる」となっているのです。
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確かに言われてみれば、後手は歩を2枚得していますし、飛車も持ち駒に温存できています。▲8二角は△9二飛で無効なので、後手陣に角打ちの隙はありません。現状先手陣に飛車打ちの隙はなさそうですが、△1五歩以下端歩を伸ばしていけばその隙を作り出せそうです。そうなると、働きの弱い盤面の先手飛車と、後手の持ち飛車との間にはだいぶ価値の差がありそうです。以上これらの+が桂1枚より大きいということですか、なるほど~。
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