北京de書をば。

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中国de料紙加工

2013年06月17日 | @大学書法
今日は日本書法の授業で、料紙加工をやってきた。

私が準備したのはこんな感じのもの。



この他に、カッターやハサミ、プラスチック容器などなど、やはり機内持ち込みOKサイズのスーツケースいっぱいに。



説明をしていて、ひしひしと感じる事。


いつもはここまで感じないんだけど、、ほんっとうにあちらでもこちらでもヒシヒシと感じる事は、、


面倒くさいことは、ものすごくやりたがらない!!!!



うわぁ。。



金箔を、野毛にするのに、こうやって切るって言っても、、、すぐに「砂子でもいいですか?」ってww

後ろからガラス玉(が無かったので、数珠状のブレスレットを代用)でコロコロこすると反り返った紙が
平らに戻るよって説明したら。あー。。。本にはさんでおいてもいいですか!?、、みたいな(苦笑)

日本だと、先生が実演しているところを、どんな動きをしているかジィーっと見ると思うんですけど、
それもそんなこともなくw
「なんとなくこんな感じじゃない?」くらいの適当さで作業をしてくれるw

どんどん道具を代用していって、どんどん基本から離れて行くけど、、うーん。

中国チックになっていいかも。

と思って、そのままにしておきました。
別に間違ってないと思うし、中国で完全な日本式でやっても、道具も同じじゃないし無理だろうと。

まあ。
その前に。性格的に、、無理だーっっ!!!!

と。ものすごーく感じました^^;


でも、それでもできたのはこんな感じ。







この他に、写真撮るの忘れたけど、ぼかし染めや、切り箔を乗せたものなども作りました。
あ。。墨流しの写真、紙が薄かったから下にある黒い毛氈の色が透けて、、なんだか灰色の紙みたいですね**!

押し葉をつかったりもしました。
日本の葉で作ったものとはまた雰囲気が変わって興味深かったです。
学生も楽しかったようで良かったです^ー^