Like a Salmon - MBA Life in UW Seattle -

MBA留学、子連れシアトル生活、釣り、北米旅行記など。MBAなことから関係ないことまで徒然なるままに書き連ねます

子供の下痢悪化

2006年03月31日 | MBA 2006 春学期編
娘が昨晩から嘔吐を繰り返していて、今朝も止まらないので慌てて病院に行くことにした。学校の授業もひとつスキップしたが、後で復習すれば大丈夫だろう。

香港人のJeffは熱心なクリスチャンだと判明。香港ではクリスチャンは3番目ぐらいにメジャーな宗教だそうだ。仏教と道教(?)が1・2番だそうな。仏教とキリスト教の宗教観の違いについてあれこれ雑談をして楽しかったのだが、話のひとつに「仏教では色即是空。全てがニュートラルで世俗に左右されない悟りが重んじられるが、それが変化を阻害するひとつの要因。キリスト教では神を信じ、救いの時には新しい世界へ旅立てる(箱舟の世界観)ので、現世でチャレンジが出来るのだ。」と言うではないか。まぁ儒教が強い日本は色んな変化を実践してきたのだから、そんなに単純ではないだろけれども面白い視点だ。

そこに韓国人がやってきて、韓国では1/3がクリスチャンだと言うのでびっくり。しかも同級生の韓国人はほとんどクリスチャンなのだそうだ。
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MBAAの会合

2006年03月30日 | MBA 2006 春学期編
娘の下痢が止まらない。今日は通訳と妻子だけで病院に行ってきた

MBAAという全クラブのオフィサーが集まる会合があった。集まった学生は50名強ほどで、学生の半分弱が何かしらのクラブ運営に携わっていることになる。凄い数だ。
初めに生徒会長(?)のような立場のBonnie(私のチームメイト)が口火を切り、Admissionの責任者のDanがOfficer(クラブ担当者)に望むことなどを話していた。相変わらず彼は話が上手い。眠くなるような内容なのに面白おかしく話せるのは才能です。

全員で話をすると大変なので、各担当毎に部屋に分かれる段取りになっていた。私はSpeaker担当なので、Event担当と一緒の部屋に行って、二年生から色んなレクチャーを受け、Q&Aをしてきた。それにしても、UW MBAはTop20では100名ちょっとの学校と極めて少人数(UCBよりも少ない)であるからか、学生がクラブやイベントを通じて盛り上げていくという雰囲気が強いように思う。それともアメリカの学校というのはこんなものなのだろうか。
金の無い公立学校だからという事もあるのかも知れないが、人数が少ないとお互いの距離を縮めやすいのは確かだと感じる。
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EIC clubのOfficer Meeting

2006年03月29日 | MBA 2006 春学期編
子供が下痢になった。妻が医者に連れていったら市販の薬を紹介されたので、それを学校近くの薬局に買いに行った。Pedialyteという一般的な下痢止め飲み薬のようだが、スポーツドリンクに薬剤が入った感じのようだ。これで止まらなければ再度医者に行くことになる。早く治って欲しいと思うが、本人は案外ケロッとしている。

EICのOfficer meetingがあった。事務的なものだと思っていたら、PresidentのBenが各Vice presidentにEIC clubをどうしたいか?そのために何を改善すべきかと話を振ったので、やれ会費が高いとかメンバーになるメリットが見えないとか、クラブを改善する案を出し合った。
VP of Speakerとなったため、さっそく春のイベントの手伝いをする事から始めることに。どうなることやら。
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ついにこの日が!

2006年03月17日 | MBA 2006 冬学期編
家族と遊んだら、次は自分のための遊びもせねばなるまい。

ということで、今日は朝早くから釣りに出掛けました。起床朝3時。Eさんに3時半に車で拾って貰い、今日は1時間ほど北の川にSteelheadを釣りに出掛けたのでした。

Stealheadとは川にいるニジマスの中で海まで出て行って川に戻って来る大物のこと。
ニジマスは海水適応が可能な種として知られている。なかには汽水域や海に下る個体もいて、他のサケ類のように海を回遊し、川の遡上を行う。降海型の個体は、特に大きく成長しやすく、全長 1.2 m、体重 25 kg 程度の記録もある。頭部上面が黒っぽくなるので、日本ではテツ、英語ではスチールヘッド (Steelhead) などと呼ばれる。この個体が産地周辺の川を遡上することがある。(Wikipedia参照)
私はシアトルに来るまで全く知りませんでしたが、Steelhead専門に釣りをする人がいるぐらい、その引きは強烈で、一度釣ってしまうと他の魚では飽き足らなくなるのだそうです。(非常に濃いこんなページがあったので、釣り師にとってSteelheadが如何に羨望の的なのかをご覧下さい。私はそれほどではないですが…)

こんな話を聞くと、Like a salmonと名乗ってはいるものの、Steelheadも一度は釣ってみたい!日本じゃ絶対釣れない!と思うのが釣り人の心。秋にその存在を知ってから、どの時期にどの川で何が釣れるのかをせっせと情報収集し、今回テスト明けのこの時期に満を持してガイドと一緒に釣りに行くことにしました。(え?自力じゃないのかって?いや、トラウトじゃないんだから。まずはちゃんと釣れる人と行って釣ってからでないと自力では簡単に釣れない獲物なのです。)

釣りの師匠と勝手に呼ばせて貰っているHさんのご紹介で(ありがとうございます!)、ガイドAと待ち合わせ。ガイドAとはメールで連絡をして今回初めて会いましたが、凄腕のガイドという評判から勝手に想像していたイメージとは違い、どこか会計士かサラリーマン?を思わせる真面目な風貌にちょっぴり驚きながらも、シアトル北部の某S川に向かいました。途中、ボートを牽引しながらスピードを出しまくる彼の車にカムリで付いて行くのも結構大変でした。どうやら一刻も早くついて釣り始めたいようです。素晴らしい。

アメリカの川ではボートで釣りをする人が多く、色んな場所にボートを上げ下げする場所が作ってあります。ボートでつりをする場合、車二台で川の上流に行き、ボートをセットして、下流のボートを上げる場所まで車であらかじめ移動し、車を1台下流に置いておいて残り1台で上流に戻り、ボートに乗って下流に置いた車の場所まで下りながらポイントを探っていくのです。

今回乗ったボートはエンジン無しのドリフトボート。2名+ガイドで乗るのに十分な広さと暖房がシートの前にあり中々快適です。エンジンが無いのは釣りには良いことだと思いますが、驚くのはこのボートをAndyは一日中漕いだり碇で係留しながらガイドをするのです。竿を振るのは客だけですが、仕掛けなどの準備は竿も含めて全部彼が用意してくれるのでいたせりつくせりです。

我々が準備を整え、川を下りだしたのは7時前。その前に、2台のガイド付き釣り師がボートで先に下って行ったのをAはかなり悔しがってました。彼、本気です。頼もしい。

少し霧が出て鳥の鳴き声と川の音しか聞こえない中、3人で川を下り始めました。下りながら竿を渡され、Steelheadが掛かる時の感触を英語で説明されます。「クンクングイーっだ。」という様な事を言いますが、釣ったことの無い我々には分かったような分からないような気持ちです。川を下りながら、あそこを狙ってみろ、上流から流して○△*?×/!$だ!とか言われて意味が分からんこんな感じか?とキャストしながらいや違うなどとやりとりしつつ、Steelheadが川のどんな条件のポイントに居るのか、どんなルアーでどんな深さでどんな流し方をするのか、何となく分かってきました。

がしかし、開始後3時間は経っても当りがありません。3月半ばのシアトルはまだ冷えます。今日は小雨もチラつくので動いてないと寒いと感じるぐらいです。お腹がすくので、持参したパンを食べながら、川が右に蛇行しているポイントでボートの左舷の深いところを、いつもの様に探っていたその時、Eさんの竿を見てAがPull!Pull!と叫びます。慌ててEさんが合わせたものの、どうもバレてしまった様です。が、その直後に今度は私の竿に根掛りとは違う、少し強く感じる当りがあったので即座に合わせると強烈な引きがガツン!と来ました。おぉ!これはひょっとしてSteelhead!?

竿は一気にしなります。竿は立てなければいけないと教えてもらったので、とりあえず慌てて巻くことをせずに竿を立てます。どうやらしっかりと掛かったようで、魚が暴れてます。Aはボートを岸に向かって漕ぎ出します、Eさんはついに来たか!と興奮気味。巻け巻け!とAが言うのでReelをちょっと巻くと、獲物は急に向きを変えてその何倍も逆にラインは出て行きます。「Steelheadだ。間違いない。やったなおい!」とAも大喜び。

怖いのは、ラインが出て行った後です。長くなったラインはテンションが少し緩みやすくなります。竿も下がり気味になるので、その時にSteelheadは急に向きを変え、テンションを無くなってしますとバレてしまう恐れがあるので、慌てて竿を立ててReelを巻きます。

竿を立てるために右手でずっと持ち上げているのも結構疲れます。いったい何分格闘していたのかは覚えてないですが、比較的川幅が狭いところで捕まえたので、程なく浅い流れの緩い場所まで引っ張ってこれました。ボートを係留し、Aが大きなタモを持って捕まえられる場所まで引っ張れと言います。慎重にReelを巻くのですが、岸に近づくと一気に逃げるSteelhead。凄い体力です。

巻いては逃げられることを何度か繰り返し、一瞬バレたか?!と肝を冷やすこと数回、とうとう力尽きたSteelheadはAの網にすくわれ、その姿を現しました。


とにかくデカイ!です。今まで見たことも無い大きさ。日本でブラックバスを釣っていたときは30cm前後ぐらいでしたが、これはいったいどれぐらい?
A曰く、重さは13ポンド(6~7kg)ぐらいだろうと。撮影の時に手に持った時の重さは、昔々に新巻鮭を作る時に持った鮭の重さ以上でした。

水から長く出してはいけないということで、しびれるほど冷たい水に手をつけながらパシャリと撮影。Fishing ruleでSteelheadはこの時期Catch&releaseのみなので持って帰る事は出来ませんでしたが、あの引きと重さと大きさ、それに美しさは忘れられません。メスでした。


釣り始めてから4時間ほど経ち、魚影すら見えてなかった私とEさんは「釣れない期間が長いと気持ちは受注がない営業マンの気持ちですね」とか「先が見えないのは弁護士試験の受験生と同じ気持ちですね」などと自嘲気味に時間を紛らわして居ましたが、一つ釣れると「もう一匹釣るぞ!」となるから現金なものです。

がしかし、午後からは雨が降り出し、またもやピクリとも当りが感じられません。Steelheadの釣りは、1日に1回か2回しかチャンスは無いと言われますし、人によっては1シーズンに1回しかチャンスが無いとも言います。雨が降ると魚は嫌気を起こして余計に釣られなくなるので、これは寒さに耐える修行か?と思いつつも、どうしても2匹目を釣らせてあげたいというAの心意気を思うと帰りたいとも言えず竿を降り続けました。

さらに4時間が過ぎ、とうとう上陸場所まで来たその時、最後の探るべきポイントでEさんの竿に当りが!慌てて合わせるEさん、そして私のときよりも大きな魚体が水面に見えました、Steelheadです!
Aは慌ててボートを岸に向けて漕ぎ出します。竿を必死に立てるEさん。ヒットした場所が川が深くて流れが速い場所だったため苦労しています。
Steelheadは向きをしばしばかえ、針を取ろうとします。何度かの格闘の後、ボートの下を通って川の深い場所に一気に潜って行ったかと思ったその直後、なんとバレてしまいました。Why!?Why?! What's happen???とうな垂れるEさんとA。「大きな獲物はバレる。良くあることだ…」と口をあんぐりと開けたAは慰めの言葉を掛けます。もし釣れてたら、恐らく18ポンドほどあったのではないかというので、相当大きな獲物でした。

結局、夕方まで釣って10時間もやってしまいました。Aのガイドは素晴らしく、半ばあきらめかけていた私とEさんが2回目の大物に出会えたのも彼のおかげです。Steelheadを釣るにはあまりに経験と知識と腕が足りない我々は、今日一日で多くの事を学び、1勝1敗という素晴らしい結果に終わったのでした。

帰りの車の中、興奮冷めやらぬ二人は、次はサーモンを釣ろう!そして全部自力で釣れる様になるぞ!と次の釣行の計画を早くも練り始めたのでした。Steelheadも来期は自力だけで釣ってみたい。きっとぜんぜん違うファイトだろうと思ったりします。

Salmonではないですが、一応ブログの名に恥じない獲物がつれて良かった良かった。

(次の釣行に続く)
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子供とそり遊び

2006年03月16日 | MBA 2006 冬学期編
今日のメインイベントは娘とそり遊びをすることです。今年は雪が山間部に大量に積もっている(でもシアトルではほとんど降らない)ので、そり遊びには絶好です。家から1時間程度、フリーウェイを走った場所に、そりで遊べるようにスロープが作られた場所があると既に年末に行った日本人同級生に聞いたのでそこに行ってみました。

着いてみると、スキー場のそばの一角が圧雪されて作られた幅の広い50mプールぐらいの大きさの場所で、平日だというのに家族連れアメリカ人が3組ほどいました。よく見ると皆スキー靴などを履いてます。「圧雪されているかだ大丈夫かな」と我が家は普通の靴でやってきてしまったのはまずかったか?と思いつつも、やや滑るのを除けば特に支障はありません(それが危ない?)。

Jさんに借りたそり(ありがとう)を使って早速娘と初すべり。怖がらずにキャッキャとはしゃぐ娘は楽しそうです。私も楽しい(^^)。しかし、そりで下まで滑ったあと、娘はそりから降りてくれません。乗ったまま上まで引っ張って欲しいのだそうです。言い出したらガンとしていうことを聞かないのは両親譲り。仕方なく滑る靴でスロープを引っ張り上げたら息が切れます。しょうがないので妻と交替で滑ることにしました。

1時間ほど遊んだら飽きてきて、人も居なくなって来たので帰ったのですが、中々楽しかったです。最後はお決まり(?)の雪だるまを作って…ではなく既に出来ているものの隣で写真を撮って(^^;;きました。途中の山々が雪化粧をしている風景も美しく、また遊びに来たいと思ったのでした。


なお、昼飯に食べたマレー・中華料理店 Malay Satay Hutの食事が安くて美味しかったです。


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