パル@ノーマルパール、先月で満1歳&現在はノーマル♂羽色に変身中。放鳥時、いろいろなものをかじるので防御が大変と先日書きましたが、これまでうちにいたオカメの中では多分いちばんアクディヴなコです。カゴから出てくるとほとんど自由自在に飛び回るし、この間から床に降りてトコトコ歩くようになりました。まるでセキセイです。そうなったら可愛いな(*´∀`)と思っていたのですが、床になにか落とせないしうっかり踏んでしまったら大変なので、これまで以上に目が離せなくなりました💧。
囓られないよう、シクラメンの鉢を移動させたらそこのブラインドの紐で遊び始めたパル。
首に引っかかる長さではありませんが、この紐も注意してないと。ほんとに目が離せないです。
さて、ここからが本題。昨年末にパルがやらかした「あわや事故」な話です(長文注意)。
パルのカゴにはくちばしで揺らして音が鳴るようなおもちゃが入れてあります。過去いたオカメたちも遊んでいたもので、一部壊れたものを手持ちのC型の形状の金属リングでつないでカゴの上からフックで垂らしていました。半端なパーツをつなぎ合わせた、いわばリメイクおもちゃでした。
そのなれの果てがこちら。
パルが壊したわけではありません、私がやりました、やむを得ず。
あるときパルがカゴの中で大暴れして悲鳴に近い鳴き声をあげ始めたので、なにごとかと飛んでいきました。尋常ではない大騒ぎ、大声だったんです。おもちゃの付近だったので、首が引っかかったかなにかだと思いました。
カゴを覗き込むと、おもちゃのところでパルがくちばしを上に宙づりのような状態で暴れてます。状況がよく分からないまま、まずはカゴからおもちゃをはずすのが先決だと思いました。なにより暴れすぎてショックで亡くなることが怖かったんです。さいわい、なんとか腕を伸ばしてカゴからフックを外せたのですが、自由になったパルはもの凄い勢いでカゴから飛び出し、部屋中を暴れ回りました。それを素手でつかまえようとしたのですが、パニックになっているパルに左手の人差し指の先を思いっきり噛まれてしまって。普段はこんな噛み方は絶対にしないというほどの、凄まじい力でした(流血(T_T)。
それでいつもはしないのですが、バスタオルで包むように捕獲。そのとき初めてどういう状態なのかが確認出来ました。プラの輪っかと輪っかを留めていた直径1cm強の金属リングの切れ目に、下くちばしが挟まっていたんです。囓って遊んでいるうちに、偶然そうなったのでしょうか。短時間でこれを外すのは絶対に無理! と思ったので、パルをバスタオルで捉まえたままペンチで金属のリングを二箇所カットしました。
そのリングがこれです。
これまでも使っていたし、首が引っかからないサイズだから大丈夫と完全に油断してました……。
おもちゃから自由になったパルですが、しばらくは興奮していたのでそのまま抱いていて。そのあと身体を調べてみましたが、抜けた羽はあったものの出血等怪我らしきものは見当たらなかったので、カゴに戻しました。
こんな大騒ぎを演じたあとは食欲が落ちたりしないかと心配でしたが、2,3日なんとなく大人しかったものの、ちゃんと食べていたようなのでほっとしました。
迷っていたのですが、こんな事故もあると鳥飼いの方がご注意下さればと思って、長々と書かせてもらいました。くちばしがあんな隙間に挟まってしまうなんて想定してませんでしたが、私が不在のときだったらと考えるとぞっとします。