吹く風ネット

然るべき場所2 (2003年6月12日付)

2,
 古い神社というのは、例外なく
「ある法則に基づいて建てられている」
 ということを、本で読んだことがある。

 その法則とはどんなものかというと、地形の高い所(山や丘陵だけでなく、森の一番高い木のこともある)と高い所を結ぶ線上にあるということである。

 その線上のことを、その本では『イヤシロチ(弥盛地)』と呼んでいた。そういう場所は決まってマイナスイオンが発生するのだという。神社に行くとすがすがしく感じるのは、そういう土地だからだそうだ。

 そういった場所は神社に適しているだけではなく、農作物もよく育つらしい。農作物がよく育つということは、神に祝福されている土地ということである。つまり、『イヤシロチ』というのは、神の宿る場所だということになる。

 だからこそ、古代の人は神を宿らせようとして、つまり豊作を願うために、『高み』をたくさん造っていったのだろう。それが日本各地に残っている人工造山ということになる。

 人工造山といえば、エジプトのピラミッドもそうであるが、あれもそういった理由、農作物の育成のために造られたのではないか、とぼくは思っている。
 信仰のためだとかお墓だとか言われているが、要はやせた土地を肥やすがために造られた、いわば古代のマイナスイオン発生機だということだ。

 ちなみに、「ピラミッドは日本人の祖先が造った」と密かに語り継がれているという。

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