ある日の午後。
ダイエット中の女優『篠原友希子』は渋谷のとあるカフェにいた。
暑い街を歩いてた篠原がふと「冷たいものを飲もう」そう思い立ったからだ。
店内に入りメニューをみる篠原。
メニューにはドリンクはもちろんパスタからデザートまでさまざまなラインナップがそろっていた。
ふと隣のジャージ姿のふくよかな男性の食べているものが目に入る。
すごい勢いでがっついてる男性の皿の上には巨大な丸い物体。
その物体の上には濃紫と白のコントラストが見える。
それを何気なくながめる篠原。
そこへ店員がくる。
店員「注文はおきまりですか?」
篠原は強い口調で即答する。
篠「ブルーベリーパンケーキください。」
店員「アイスのっけますか?」
その問いに「愚問ね」とでも言わんばかりの口調で答える篠原。
友「のっけます。」
篠原は感じた。
ジャージ姿のふくよかな男性が自分をチラッと見たのを。
カフェの窓からは突然曇った空がのぞいていた。
つづく