理学療法士と技術士の連携講演会のお知らせ。

「リハビリ施設やフィットネスクラブに活かす科学技術」

日時　2015年1月14日(水)　18時～20時
場所　日本技術士会(東京都港区虎ノ門4－1－20葺手第2ビル５F)
主催　日本技術士会CPD実行委員会

講演の内容
理工学技術をリハビリ施設や診療所、デイサービスで活用するにはどうすれば良いか？
なぜ理工学技術は活用されないのか？
リハビリ業界はどのような状態か？
理学療法士はどのようなリハビリを望んでいるのか？
どの様な問題に直面しているのか？

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絵に書いた技術

リハビリ医療のための科学技術！

大学の先生。
地元異業種交流会の人達。
日本技術士会ロボット技術研究会

様々な人達によりビジメスモデルが完成しました。
たくさんの人達によって誕生した新しい技術。
決して
「絵に描いた技術」
にしてはいけない。

我々の技術を必要としているリハビリ医療の人達はたくさんいるはずだ！
身体動作の回復を願う患者さんにも必ず役にたつ！
ロコモ、転倒防止にも役立てる！

この技術をどのようにリハビリ医療の方々にお伝えするか？
それが最大の課題です。

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ビッグデータとリハビリ

先日ロボット技術に非常に詳しい理学療法士さんとお会いしました。
私としてはまさに感動の出会いでした。

「私はちょっと変わった理学療法士でして・・・」

このような人に出会いたかった・・・

大学で開発した人体運動計測システムを活用して患者さんの動作を計測すれば、
リハビリ専用のビッグデータを完成させることも夢ではありません。

近日中にこの理学療法士さんにシステムを貸出し、患者さんの測定を開始する予定です。
今まで誰もやろうとしなかった行動です。
必ず新しいリハビリ法が誕生するはずです。





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異常歩行の解析診断。

先日膝痛と腰痛の患者さんの足踏み運動を測定しました。

するとやはり工学的所見がありました。
下の図は患者さんの左右重心バランスと、骨盤の左右回転運動を比較したものです。



健常者の方が足踏み運動をすると、左重心になった時、右側の骨盤が上がります。
そのためグラフは緩い右上がりになりますが、
この方は逆に「右下がり」になっております。
右側の骨盤が逆に下がっている状態です。

これは理学療法士の方がよく言われている、
腰回りの筋肉が弱化しておこる
「トレンデレンブルグ歩行」
と言うものでしょうか？

少しでも右上がりになるように、治療することが必要かもしれません。


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幻肢、幻肢痛改善のための理工学技術！

幻肢(げんし)とは事故や病気などで手足を失った人が、存在しない手足が依然そこにあるかのように感じることです。
幻肢を持つ患者さんは、無い手足を意図的に動かすことができるそうです。
しかし動かせない場合、実際には無い手足に非常に強い痛みを感じることがあります。
これを幻肢痛といいます。

中央大学理工学部橋本研究室で開発された
「身体位置感覚の制御技術」
はバーチャルリアリティー技術を応用し、幻肢痛を持つ患者さんの感覚を徐々に現実に近づけて行き、改善して行く効果があります。

現在医療機関の方々の研究室ご見学も募集しております。
幻肢痛に悩む患者さんに、是非理工学技術をご活用ください。

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