『成績を上げる』

業績でも成績でも、目に見えるものを変えたかったら、
その前に目に見えないものを変えなければなりません。
目に見えないものとは、あなたの心です。

心が変わればそれが必ず形となって現れてきます。
心が変われば未来も変わるのです。
仕事の業績が上がらない。
勉学の結果が出ない。
そういうとき、あなたはどんな気持ちですか。

「だめだな」「できない」「情けない」
といった気持ちで心が占められていませんか。

そうだとしたら、それを改めないと、
いつまでたっても業績も成績も上がりません。
なぜなら、今の心のあり方が未来を決めているからです。

『飽きたらやめていい』

仕事でも勉強でも飽きたらやめていいのです。
本当にしたいことには飽きがこないのですから、
それに出合うまでは気にすることはありません。

自分が天職と呼べることをやるとき、
本当に自分のためになることを学ぶときは、
飽きたり退屈になったりはしないものです。

やればやるほど楽しく、
新しい発見があります。

いま、自分のしていることに飽きたり、
退屈を感じるなら、
遠慮なくそこから離れてかまいません。

『人生は二度生きられる』

悟りという言葉は終わりを想起させます。
長い年月、修行をしてついに真理に到達する。

「ああ、いつ死んでもいい」
となりがちです。

真我は悟りによく似た世界ですが、
決して終着点でありません。

一つの成就ではあるが、
同時に出発点でもあるのです。

真我に目覚めるとは、
生きたまま生まれ変わることなのです。

ダライ・ラマは
「生きているうちに、生まれ変われるのが一番尊い」
と言っています。

真我に目覚めると、まったく新しい価値観で、
まったく新しい生き方が可能になります。

つまり、人生を二度生きられるのです。

『すべてで一つ』

人間は一人ひとり独立した個体として存在していますが、意識の上では、
海水を取り払った海のように、
陸地でつながっているという考え方があります。

そうなのです。

あなたとあなたの周りの人たちとは、
深いところでつながっているのです。

そう思えたとき、周りの人たちの問題は、
あなたの問題であることがわかるはずです。

森の木の一本一本は、
バラバラに立っているように見えますが、
根を支える土壌は一緒です。

その土壌の栄養分が不足すると、
木はみんな枯れてしまいます。

樹木ばかりでなく、動物も虫も、
あらゆる生命体は宇宙の根っ子でつながっているのです。

だから、いかなる生命体に起きる問題も、
私たち人間と無縁ではないのです。