現在慎整体院に飾ってある羽子板です

羽子板とは、羽を突いて遊ぶ長方形に柄の付いた板で女児のお正月の遊び道具。押絵羽子板、描き絵羽子板、焼き絵羽子板などがあります。歴史的には、左義長羽子板が主格で、それから派生した郷土羽子板が全国各地にあります。
羽子板という語は、室町時代の文安元年(1444)刊の「下学集」に見られるのが最初の文献だと言われています。続いて明応年間(1492~1501)の「林逸節用集」には「羽子板、胡鬼板子」が出て来ます。
羽根つきは「胡鬼の子遊び」といわれ、ムクロジの種子に羽を付け蚊を食うとんぼに似せた羽根を突いて蚊退治、子供のの厄除けのまじないとしたことが始まりという説があります。当時は、宮中の行事であった羽根つきは、江戸次回元禄以降広く一般に行われるようになり、同中期ころから羽子板と呼ばれるようになりました。図柄も古式にならってお正月行事の左義長の模様を描いたので「左義長羽子板」とも言われました。(協力:仕掛人Sさん)
慎整体院はプチ民芸博物館になっています。患者さんも、院長も、長官も施術後、話に花が咲く事が度々あります。ん?施術前もあるかも?