さすが大阪

大阪での出来事。駐車場から車を出そうとした。料金の支払い機が自動的に開いて、駐車券を入れると料金は200円。小銭を入れようとしたら100円玉と思っていたのが、50円玉と100円玉だった。2000円、5000円、10000円札は使用できませんと機械が言っている。げっ！お財布の中には10000円札しかない。バーは上がらない。機会は無機質な声で「料金は200円です」を繰り返す。後ろから車が来たら…。そう考えるだけで、熱い外気がさらに熱く、じわっと汗ばむ。どうする。どうすればいいんだあああああああ！
ふと機械を見ると、取り消しというボタンが。試しに押してみる。助かった！駐車券が出てきた。あせった、よかった。車をもう一度戻し、駐車場を出て近くにあったコンビニに駆け込み冷たいジュースを1本。ほてった体に冷たいジュースを流し込み、100円玉を確認し、もう一度駐車場に引き返す。
自動車に乗ってエンジンをかけ、再度出口に向かい、機械が開き、駐車券を入れると、
「料金は300円です。」
なにいいいいいい！さっきは200円だったのに100円あがったではないか。ああ、コンビニでジュースなんか飲んでゆっくりして時間が上がったってことか。

恐るべし、ああ、恐るべし、大阪の駐車場。