今回の災害ボランティア講演会の中でいちばん興味があったことは、放射能の除染をボランティアで行うという活動が徐々に広がりつつあるということです。
福島の人々がもとの通り住めるようにするには除染をする必要があります。しかし、それはかなりの広範囲であるし、地元の人々だけではできません。そこでボランティアを集めて除染を進めようということなのです。
しかし、除染活動をするということはもしかすると何らかの影響を受けることも考えられるわけです。ボランティア保険では活動中のけがなどは保険が適用されるけれど、被ばくとなると保険の適用外になります。そういう活動をボランティアで担っていいのかという問題があります。
環境省がそれを進めようとしている動きもあります。でも危険を伴い作業にボランティアを入れることはできないという反対意見もあります。鈴木先生も判断が難しいということをおっしゃっておりました。国が推進するとその動きに加速がつくのではないかと危惧をしていらっしゃいました。
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