北海道にいる間に、乗り越えなければならない試練がある・・・。
ってことで、今日は噂のラーメンふくべに行ってきた。
今日も仕事で夜遅くまで残ることになったから、同僚に飯でも買いに行くか食べに行くか?と尋ねると、
「じゃ、アソコいってみます?」
その「アソコ」の時点で分かってしまったオイラも凄いと思うけど、行こうと言い出した同僚もまた凄い。
前に一度、意を決して向かったけど丁度定休日で、それ以来また足が遠のいていたのだった。
とりあえず今回行ってまた定休日だったらイヤなのでネットで下調べしてから。
その時に画像で噂のラーメンを拝んだのだけど、皆が言うほどのものじゃないな・・・そう思った自分が間違いであった。
とりあえずオイラは味噌注文。
そして出てきたのがコレっ!!じゃん!!
これ、モヤシラーメンではございません。
普通の味噌ラーメンです。
画像では伝わりづらかろう・・・。
オイラもそれでやられた・・・。
実物を目の当たりにすると、コレが結構、なかなか、どうして・・・。
日本昔話の世界かよっ!!ってくらいてんこ盛りなモヤシ。
市販のモヤシ一袋は軽い。
どんぶりに並々注がれているはずのスープよりも面積多くとってるし。
ま、でも確かに驚いた。
驚いたことは驚いたが、心の中で「勝った!これくらいならイケル!」
でも、やっぱ人間見た目で判断しちゃいけない・・・・。
とりあえず手始めにスープを試飲。
ってかレンゲでスープ飲むためにもモヤシをどけないとダメだし・・・。
ん、さすが客がそれなりに入っているだけあって味はまずまず。
琴似のめん太に似た味。
さて、麺の方はどうか?
とりあえずモヤシの山を一部集中的に掘り下げる。
食えども食えどもたどり着かない・・・。
頑張ってモヤシを頬張る・・・出てきた!と思ったらまたモヤシ・・・。
いつになったら麺にたどり着く?
たどり着いたらいつも雨降り、じゃなくてたどり着いたらいつももやし。
考えてみたら調理しているトコ見たけど、バケツに入ったモヤシガバっとだもん、ガバっと。
つまりスープの上に山盛りに載っているモヤシはほんの序の口?
見えている部分と同じくらい水面下にモヤシが入っているのでは!?
白鳥は水面上では優雅に泳いでいるように見えるが、水面下で必死に足をジタバタさせている、そんな絵がオイラの脳裏によぎる。
この時点でオイラ思う。
「コレは短期決戦でやらないとヤラレル・・・」
ということで、スピードアップ。
完食!!オイラの勝ちっ!!
いや、スープも全部飲めと言われれば飲みましたさ。
でも、飲んでいたらドローだっただろう・・・。
画像ファイルの時間を見てみるとこのモヤシの大群ラーメンを13分で完食した模様。
食べ終わって隣の同僚を見るとまだモヤシの山がそびえ立っていた・・・。
とりあえず、同僚が食べ終わるまでの間、色々店内を見てみる。
なかなか独特な雰囲気を醸し出している店内。
お店の中は中央に厨房があり、それを囲むようにカウンター。
いかにも作るところから見ておけ!!みたいな。
食べている時は集中していて気がつかなかったが、中の厨房では調理を終えた店員さんが仁王立ちならぬ仁王座り。
しかもそれぞれ隅に座ってお客を威嚇・・・じゃなくて、見ている。
「食べ残すヤツいねかぁ!?悪い子はいねかぁ!?」となまはげをイメージ。
ありゃ確かにプレッシャーですわ。
なんとか同僚も無事完食。
・・・かなりやられました・・・。
モヤシは好きだけど、途中からちょっと飽きてたり。
さすがにこれだけのモヤシを一度に食べた覚えはない。
そりゃふくべを知っているお客さんは皆
「モヤシ少なめで。」「野菜少なめで。」って頼むさ。
その少なめにしたって、普通の店でいうモヤシラーメンより多いさ。
たかがもやし♪と侮ってふくべへ行かれるべからず。
如何にモヤシといえども、あれだけのモヤシであればもぉごちそうさま。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
そんな言葉をふと思い出した今日この頃。
お腹の中で、まだモヤシが奮闘中。