新名眼科 院長日記

大阪感染症情報

今朝はいいお天気で気持ちがよかったですが、午後からは雨に注意がいるようです。


大阪感染症情報が届きました。
第36週は前週比8.3%増の1666例の報告がありました。
一番多かったのは感染性胃腸炎で、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、突発性発疹の順でした。

感染性胃腸炎は前週比5%増の660例でした。
中河内、泉州に多く見られています。

A群溶連菌咽頭炎は19%増の205例でした。
泉州に多く見られます。
RSウイルス感染症は前週比67%増の174例で、大阪西部に多く見られ、今後の動向に注意が必要です。
ヘルパンギーナは21%減の138例でした。
麻疹の報告はなく、風疹は14例の報告がありました。

風疹が相変わらず報告されています。
また、先月は先天性風疹症候群の後遺症をもって生まれてきた赤ちゃんが報告されました。
妊娠をしてからは予防接種することはできません。
妊娠前には必ず調べて、必要であれば予防接種するようにしてください。


アメリカで西ナイル熱が流行しています。
米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)は12日、米国で感染が拡大している西ナイル(West Nile)熱ウイルスによる最新の死者数と患者数を発表しました。
今年に入って西ナイル熱で死亡した人は9月2日時点で87人でしたが、1週間余りで35%増え11日時点で118人になっています。
9月2日に1993人だった患者数は、11日には32%増えて2636人になっています。

世界のいろいろなところでさまざまな感染症が起こっています。
世界が狭くなっています。
対岸の火事とは思わず、動向を見守りたいと思います。



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