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しまりすのひとりごと

あちこちぶつけまくり、転びまくりながら生き続けるしまりすのひとりごと。
※初回リンク・記名無しは独断と偏見により削除

「雪のカーテン」

2006年01月21日 16時42分51秒 | 
あんまりにも雪がどんどん降ってきて
隣で君がとても寒そうに
かじかんで赤くなった手に息を吹きかける

それだけでもかなりきついのに

さらに君が
雪に足を取られて転びそうになるから
思わず抱きとめてしまったじゃないか

それからそのまま握った手を離せずに
無言で歩き出す

どうして君は何も言わないの
握ったままの手を離さないの
世界までが息を潜めてる

僕の心臓は今にも口から飛び出しそうなのに


雪のカーテンが下りてくる
静かに静かに
僕らを包んで

おんなじ方向に進む足跡ふたつ
少しずつ消してゆく



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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うっとり~。 (coffeemilk)
2006-01-22 11:40:10
すごいきれいな情景・・イメージがバンッと浮かびましたよ。純粋な気持ち・・大好きだってだけのシンプルな気持ち・・忘れちゃいけない気持ちだよね。しまりすさん、可愛いなぁ~
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好きな人の手・・ (はむきち)
2006-01-22 13:37:03
斉藤和義さんの曲で「好きな人の手」って曲があり何かそれを思い出しちゃいました。。とても切ない曲なんですが、とても好きで・・。



しまりすさん・・この「詩」素敵ですね。。

とても、寒いのい温かな感じ・・

私の胸にグッときちゃいました。。



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好きな人と (haroharo)
2006-01-22 16:08:04
たくさん話す方? それとも雰囲気で伝いたいほう?

どっちがいいんでしょうね?



きっと話すときは目いっぱい話し 雰囲気あるところでは余韻に浸れるよう また心が通じ合っていると思えるよう 態度や 手を握る とかのほうがいいんだろうな~。



寒いときのほうが寄り添えあえる そんないい日なんでしょうね。



雪は真っ白 音も 足跡も 消して視界からも消えていく。見ていた第3者にとって さっきみた二人はどこかに行ってしまった。消えてしまった二人の記憶は 自分自身の記憶だったかもしれない と私は感じました。



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いつだって恋は突然に (しまりす)
2006-01-23 22:12:22
やってくるものだと思うのです。



この詩はあまりにも雪が綺麗に降ってきたので

これは写真を撮らなくちゃ、って窓から顔を出したときに

お母さんとちっちゃな女の子がつるつる滑りながら途中で手をつないで歩いていくのを

なんとも言えなくあったかく見ていたら

頭にやってきた詩です。





coffeemilkさん>

恋をしている時に大好きな人がすぐ側にいて

手を伸ばしたくて触りたくて仕方なくて

でも頑張って我慢しているのに・・・・

って、

打ち明けられない恋心を抱いていると

好きな人の隣にいるのはたまに苦痛だったりするよなあ・・・

っていうもどかしい恋を書いてみました(笑

なんともいえない緊迫感というか(笑



気に入ってくださったなら幸いです。

そういうこともあったよなあ、なんて思うしまりすでもあります。





はむきちさん>

手をつなぎたいなあ

手をつなぎたいなあ

つなぎたいなあ・・・・



って目の前に好きな人の手があったとして

でもつないだら好きだってことがばれちゃうなあ、

ばれるどころか嫌がられたらどうしよう、とか

一人でぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるしたりしますよね・・・^^





haroharoさん>

そうですねー

私だったらどうかなー

緊張して馬鹿みたいに喋り捲って

でもはっ、ずーっと優しい顔して黙って聴いててくれたことに気がついたりして

急ににへらって笑って黙り込んでしまうかもしれない。

あまりにも温かい気持ちに包まれて。



本当だったら触れ合うはずなかったかもしれない2人のそれぞれの道が

雪とアクシデントからふいに重なった瞬間を切り取った言葉だと思ってください。
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