しまりすのひとりごと

あちこちぶつけまくり、転びまくりながら生き続けるしまりすのひとりごと。
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お引越しショック

2012年11月06日 10時41分28秒 | しまりすのひとりごと日記
歳のせいですかねえ・・・
親しんだ人と別れるのが
本当につらくてすぐ涙が出ちゃうですよ・・・


たった今、見知らぬ電話番号から電話が来て
訝りながら出たら、お隣の老婦人。

「わたしたち、明日引っ越すんです」

って。



え、えええええええええええええええええええええ!?
いきなり!?
あ、明日!?


「私たち、もう歳だから、シニアホームに入ることにしたんです」



って、
え、えええええええええええええええええ!?
もう歳って、私より超お元気ですけど!?



この老夫婦、しまりす家が引っ越してきて丁度半年後に越してきた夫婦。
「引退はしたけど、暇で暇で~!!」
を絵に描いたような、お元気夫婦で、
奥様はほぼ毎日プールに泳ぎに行っちゃうし、
旦那様は近くの大学の社会人講座で農業をかじって
自分で畑まで借りて、お野菜を育ててしまうような人。
さらにボランティアであちこちの草取りとかしてた人。
季節ごとに、
「たくさん採れすぎちゃったんで~!」
ってお野菜のおすそ分けをいつもいつもいただいていました。

ちびりすが生まれたときからのお付き合いで、
一度ちびりす6ヶ月の頃、あまりにも病院が混んでいて
薬をもらうのを断念して帰ってきたときに
「見ててあげるから行っていらっしゃい」
と言ってくださって、
血のつながらない人に預けたことがあるのはこの方だけ、
ってくらいの人だったのに・・・。

息子さんふたりがお医者さんとのことで、
ちびりすの喘息の相談に乗ってもらったり、
本当に血のつながらない両親、
くらいに思っていたくらいだったのに~。


ああああ、ショック、ショック、ショックすぎる!!!

分譲マンションって難しい。
賃貸と違ってすぐに引っ越せるわけではないから、
場所の問題とか、
お隣さんの問題とか、
結構大事なこと。

「うちはお隣さんにめぐまれたね~
幸運だったね~」
ってトトロともいつも話していたのに!!


「そこは賃貸に出しましたから、
何かあったら不動産屋さんのほうに言ってくださいね~」

って・・・(涙

「でも残しておくので、
嫌になったらまた帰ってきちゃうかも、ふふふ~」


・・・か、帰ってきて~!!(涙


いつのまにやら、このマンションにも住んで6年。
それでも初めてのお別れなので
ショック覚めやらない私なのでした。


ああ、これからもう朝、
農作業にいく旦那様にお会いすることもなく、
お孫さんのベビーシッターに駅まで出かけていく
奥様にお会いすることもなく、
幼稚園帰りに「各駅停車~」とかいって
各戸に停車するおばかなちびりすを
目を細めて見守っていただくこともないんだわ、
と思ったら、
この上なく寂しく、また心細く思ってしまう今日この頃なのでした。

ああ、上手にお別れできないわ。
寂しいな、寂しいな。

6年間お世話になりました。
ちょっと涙声の私。


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