SHIMAKEN BLOG

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11月13日(日)歌穂さん帰国。またもダブルヘッダー、そして大失敗 ! !

2005-11-13 07:35:49 | Weblog
今回は二人のお休みが合わず歌穂さんが4日から14日、僕が9日から19日という日程でのNY訪問だったので、歌穂さんは朝早くから帰国の途に着きました。(日本に着くのは14日です) ここからは一人ですが、観劇日記は続きますよ~! ! この日も昼夜で2本観ました。 

       「The 25th Annual Putnam County Spelling Bee」
アメリカの架空の片田舎の街でのスペリング(単語の綴り)コンテストの模様を描いた変わり種ミュージカル。劇場の造りがちょっと体育館風で、出演者が客席内を歩き回ったり、お客さんをコンテストに参加させたりして、いかにも実際のコンテスト会場にいるかのような臨場感を演出しています。コンテストに参加している子供達(大人が演じている)のスペルを思い出すときの癖や、家庭のことなど、それぞれの個性がうまく描かれている点に感心。司会者が問題の単語の入った例文を読むたびに会場中大爆笑なんだけど、これはほとんどわからず、ちょっと残念。(もっと英語を勉強しなきゃ!) とにかく最初から最後まで笑いの絶えない楽しい作品でスペリングコンテストの会場という限られた設定のなかで、ここまで楽しませるアイディアに脱帽です。<(_ _)>
そういえばこの作品でも東洋系の女の子がピアニストを押しのけてピアノを弾く場面がありました。いや~もうブロードウエイでは猫がピアノを弾いても驚かないぞ !!


★イラストのポスターと、実際の舞台の写真の看板。


       「Avenue Q」
2004年のトニー賞作品賞を受賞した作品で評判もとても良く、前から観たいと思っていました。ニューヨークの架空のストリート、アヴェニューQの住人達の人間模様をパペットと人間達の共演で描くもので、ステージ両脇のTVモニターにアニメーションが流れたりする大人のセサミストリートといった感じの楽しい作品です。でも単なるエンターテインメントではなく、人種差別や同性愛の問題なども盛り込まれていて深みも感じさせるものでした。
と、いうわけで作品は素晴らしかったのですが、実は開演時間を間違えて1時間近く遅れてしまう、という前代未聞の大、大失敗をしてしまったのです。(^_^;) 何故かというと平日は夜8時開演なのですが、この日は日曜で7時開演だったことをうっかり忘れてしまったのでした。自分でチケットを買っていればたぶん間違えなかったと思うんだけど、今回観た作品はどれもかなりの人気でチケットがとりにくいため、先に来ていた歌穂さんが買っておいてくれたので、ちゃんとチェックしなかったのが敗因でした。8時10分前くらいに劇場に着いたのですが、いつも大勢の人が並んでいるのに、誰もいないので一瞬あれ?と思った次の瞬間、ハタ ! ! と何が起きたのかに気がついたときの空しさ、というか青ざめ感(!?)、はたまた悔しさ!! はなかなかのものがありましたよ。 打ちひしがれながらも案内されて席に着き、会場の盛り上がりについていけないままに15分程で1幕が終わってしまいました。(T_T) 
そんなわけで、この作品はもう一度ちゃんと観たいので次にニューヨークに行くまで公演が続いていることを祈るばかりであります。(オープンは2003年7月ですが今でも人気が衰えていないのでロングランになるでしょう)


★劇場前で。この写真は何日か前に歌穂さんが撮ったものなので
 打ちひしがれていないシマケンですが、後ろの影が外人サイズで
 背が届いていないのがちょっと悔しい ! !