紫光庵日記

和喫茶庵主 美奈子と和猫 みなみの和みの日々
       和喫茶 紫光庵
 東京都世田谷区桜新町1-25-25-1

新しい物語

2012年09月22日 | 日記
今日は14時までお休みいただき、ありがとうございました。
お蔭様で、貴重な時間を過ごしてきました。


保坂展人さん(世田谷区長さん・元教育ジャーナリスト)とともに「子育て・いじめなど教育について語るトークイベント」に行ってきました。

子育てもいじめも直接経験していない私にとって参加すらも差し出がましいと思ったり、また、店を閉めて行くことにためらいを抱いたり…しながら参加を決めた会でした。
でも、受付で私の顔を見て、「紫光庵さん」と声を掛けてくださった保坂区長さんの笑顔に一安心。
トークイベントが始まり、感想や疑問や要望や…私達の感極まり溢れる声を淡々とではありますが、うんうんと聴いてくださる保坂区長さんの寛容さにまた一安心。
時には冗談を交え、私達の笑い声を誘ってくださるその余裕にまたまた一安心。
とにかく皆の声を聴くことに徹してくださりながらも、「自分が自分でいるという自己承認が大事」という今日一番の言葉で、私に共感という感動をくださったことにまたまたまた一安心。
区長という"形"の威力は振りかざさない方だけど、お別れの時に私に「来て良かったでしょ?」とおっしゃったその"心"の威力にまたまたまたまた一安心。

保坂区長さん、はい、行って良かったです!
次回は桜新町でお話しましょう!


「さあ、あきらめずに解きほどいた毛糸を使って新しい物語を編んでいこう。」(保坂展人「続・いじめの光景」より)


私が今日、開店を遅らせてまで行こうと思ったのは、先月、保坂区長さんの方から私に、「桜新町でやりましょう」と語り掛けてくださったからです。ありがとうございました。
保坂区長さんが編んでいこうとしている新しい物語の中の一つに、私が編んでいこうとしている新しい物語があるかもしれません。

「先生」と「お店屋さん」という二つの夢に恵まれた私ですが、新しい夢を夢見ないでもありません。


今は紫光庵として、引き続き皆様に和みをお贈りしたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。