亀のイナバウアーはもとより、荒川静香のソレもイナバウアーにあらず、という。
イナ・バウアーさんがやったから「イナバウアー」
ならいっそ、勘違いしないように、荒川さんのソレは「アラカウワー」とでも命名してみては?
さて。
「グレイヴディッガー」「かもめ食堂」に続いて、読みましたるは「しょっぱいドライブ」。
大道珠貴(だいどう・たまき)著の、芥川賞受賞作とのことです。
芥川賞に釣られて、買ったわけではありません。
芥川賞で有名なのは、綿矢りさ そんなの常識~♪
でも。読んだことない。綿矢りさ。
知らなかった。大道珠貴。
芥川賞にでも著者にでもなく、タイトルに釣られたのでした。
帯には、大胆にも「漏れそうです・・・・・・」なんて、書いてある。
何が?かは、読んだ人だけのお楽しみっ!?
表題作の他、著者が福岡出身ということもあって、九州場所のお相撲さんと女子中学生、九州から上京してきたOLの話、二編が収録されています。
読後はやはり、しょっぱい・・・かな?
話は変わって・・・。
夜中に目がさめた時。
あと、どれくらい寝れるのか、時計を確かめて、こんな単位(?)に換算してみる・・・。
例えば、2時間だったら、
「あと、2時間ドラマ1本分みれるな・・・。」とか。
例えば、5時間だったら、
「あと、ハリウッド大作2本分くらいみれるかな・・・。」とか。
別に、そういった内容の夢がみれるわけじゃないけど、ただ惰眠を貪るだけの時間も、そう思えたら楽しい?(^^;)
でも。夢の終了を告げるはずの目覚まし時計に裏切られたっ!
起きるちょうどその時間に、時計ごと止まっていたのだ。
もう起きる時間だと思って、渋々起きて、腕時計をみたら、針が全然違う方角示してるしっ!?
「止まるんなら、鳴ってから止まれっ!!」
と、毒ついたところで、はじまらない。
なんでもないはずの朝が、俄かにざわつきはじめた瞬間なのでした・・・。