やっぱり猫がすき!!

~家猫、外猫、猫ばなし♪♪♪~

う~ちゃん

2013-01-02 | 里親募集/保護にゃん


年末、30日からお休みだったので、
30、31と朝から保護猫たちのお世話に行ってました。

中旬に異変に気づいて、
調子の悪い子が一匹。

人慣れ修行中で、
里親募集もまだの子。

保護当初、ゲージでうなってばかりいたので、
私はう~ちゃんと呼んでいました。





ふだんあんまり触らせてくれない子なのに、
くっついたお目目を拭かせてくれる。
掴める。抱っこできる…

相当しんどいのだとわかりました。
でもよくなると思ってました。


が、回復することなく、、、
30日はまだ身体起こして箱座りしてたし、
年は越せそう…って思ったんだけど。

31日、昨日身体起こせてた子が、
もう横たわってて、、、

トイレのそばに少しおしっこの跡があったから、
もう立ち上がるのも無理かも…

トイレを少しでも低いものに変えて、
う~ちゃんの下にシートをひいて、カイロも入れて。
死に行く子の身体って、生きていてもほんと冷たい。

お水欲しいかな?と思い、
ぬるま湯をスポイトで飲ませて…


う~ちゃんに声かけながら、作業。
生存確認。


しんどいのに、なんらかで返事してくれる。
何度目かの時、う~ちゃんなんかいっぱい喋った。

作業の手を止め、う~ちゃんのゲージに…
その数分後う~ちゃんは旅立っていきました。

たくさんの猫たちの中、
とりわけかわいくも、懐こくもなく、
私には地味な存在だったから、
そんなに構ってやることのない子だったのに、、、
それでも、お別れを見送るのはやっぱり悲しくて、
う~ちゃんの手を握り、頭を撫でながら
涙がボロロン、ボロロンこぼれてしまった。
この子のこれまでの猫生を思ってしまうからよけいに。

お家の子にはしてやれなかったけど、
ここにいなければ、う~ちゃんが存在してたこすら
誰にも知られず、この世を去ってしまってたであろうから、、、



6月に窓際で。


おじいちゃんの枕にされてるのが可愛くて、
たまたま偶然撮っていた1枚。

う~ちゃん生きてた証残しておくね。