剛健典雅

でありたい(弓について)
と思いつつの雑記あるいはたわごと

徳富蘆花の不如帰

2008-02-20 23:49:24 | 見聞きあるいは読んだもの
文学史の中で名前だけ知っていた徳富蘆花の「不如帰」を読んだ。

読んでいて何か新聞小説っぽい感じがしたが、あとで調べるとやはり明治時代の新聞小説だった。
連載開始時はホトトギスとカナがあったのだが、後に蘆花は「ふじょき」と読んでいたそうだ。

当時のベストセラーだったらしいが、今読んでも面白かった。
ちょっと昼メロっぽくもあるけれど。

青空文庫では時々、昔の面白い小説にあたる。
菊池寛の「真珠夫人」や「貞操問答」なんかは青空文庫が無ければ存在も知らなかった。(Webでググってみたら最近昼のドラマでやっていたらしいことがわかってびっくり)

今度読み始めたのは甲賀三郎の「支倉事件」。
これもなかなか面白い。





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