剛健典雅

でありたい(弓について)
と思いつつの雑記あるいはたわごと

gccのバージョンの切り替え

2008-05-31 13:38:45 | コンピュータ
たとえば、VineLinux4.2の場合、はじめからinstallされているのは、
gcc-3.3.6-0vl7
libgcc-3.3.6-0vl7
gcc-c++-3.3.6-0vl7
gcc-cpp-3.3.6-0vl7
などである。
gfortranは、gcc4ベースなので
Synaptic等を用いて
gcc4とgcc4-gfortranのインストールを行う。ついでにgcc4-c++も
この時自動的に
gcc4-cpp, gmp, libgfortranも追加インストールされる。
またlibstdc++34 libstdc++34-develもupgradeされる。

この時、/etc/alternativesを見ると

c++ -> /usr/bin/g++-3.3.6
c89 -> /usr/bin/c89-3.3.6
c99 -> /usr/bin/c99-3.3.6
cc -> /usr/bin/gcc-3.3.6
cpp -> /usr/bin/cpp-3.3.6
f95 -> /usr/bin/gfortran-4.0.2
g++ -> /usr/bin/g++-3.3.6
gcc -> /usr/bin/gcc-3.3.6
gfortran -> /usr/bin/gfortran-4.0.2
i386-vine-linux-c++ -> /usr/bin/i386-vine-linux-c++-3.3.6
i386-vine-linux-g++ -> /usr/bin/i386-vine-linux-g++-3.3.6
i386-vine-linux-gcc -> /usr/bin/i386-vine-linux-gcc-3.3.6

などとなっているので、単にgccなどとして使えるのは3.3.6であることがわかる。

これを変更するには、update-alternativesというコマンドを使えばいい。

たとえば以下のようにする。

# /sbin/update-alternatives --config gcc

There are 2 alternatives which provide `gcc'.

Selection Alternative
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/bin/gcc-3.3.6
2 /usr/bin/gcc-4.0.2

Press enter to keep the default[*], or type selection number: 2
Using `/usr/bin/gcc-4.0.2' to provide `gcc'.
#

これらの措置は、今の例の場合、gcc、cpp、g++についてだけ行えばOK.
cc等も同時に変更される。

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