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世界の奇食・怪食

世界に存在する身の毛もよだつようなゲテモノや、話の種にもってこいの珍食を紹介します。

ミツアリ

2008-11-05 18:14:26 | Weblog
第18回


博士:「発酵食品のシリーズは終わったので、今週から再び、様々な世界の怪しげな料理、食材を紹介していくぞ!」

ホビ諸:「なんか楽しそうだね」

博士:「シリーズの区切りぐらいはハキハキしないと。画的に」

ホビ諸:「ああ、表向きだけか」

博士:「さて、今週はちょっと変わったデザートを紹介するぞ」

ホビ諸:「最近は、劇物入った魚やら、ウジの湧いたチーズやら、ウンコーヒーやらロクな物が無かったからね」

博士:「ウンコーヒー、ってお前・・・まァ、良い。今回はとろけるように甘い、天然の甘露だ」

ホビ諸:「いいねェ、甘露!ヨダレが出てきたよ」



ホビ諸:「って、虫じゃん!」

博士:「この虫の名前は「ミツツボアリ」、通称「ミツアリ」だ。北米やオーストラリアに分布している。働きアリが花の蜜を収集し、巣にいる他のアリの腹に貯蔵するという、変わった生活スタイルのアリだ」

ホビ諸:「お腹がパンパンだね。中の蜜がめちゃ透けて見えるよ」

博士:「あの膨らんだ腹を上半身から食いちぎって食べるのだ。オーストラリアの乾燥地帯に住む原住民にとっては、貴重な糖分を摂取する為に欠かせないが、巣穴を5mも掘らなきゃ手に入らない、珍味中の珍味でもある」
ホビ諸:「うひゃあ、大変だね。こりゃ余所者がおいそれとは食べられないなァ」

博士:「まァな。さて、今週はコレで終了だ」

ホビ諸:「え!?もう?」

博士:「この間、二本連続でやった疲れが残っているんだ。あー、もうだるい。限界!アディオス!!」

ホビ諸:「あ、勝手に終わらせてんじゃねェよ、コラ!」


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