第二部 十三話
博士:「なんか、今週で最終回らしい」
ホビ:「そいつはまた、突然だね。で、ラストって事は無論、人食いの話をやるんでしょ?」
博士:「んー、読者から『やっぱり最後に来た』とか思われたくない。何かヤダ」
ホビ:「いや、何。その変なプライド。大分、前から長いこと置いておいた話題でしょ、今やらないでどうすんの!」
博士:「・・・しょうがないな。じゃあ、無駄を削いだシンプルな感じで」
ホビ:「そうこなくっちゃ」
博士:「人肉食というのは歴史を紐解くと、かなりの文献からその存在が確認できる。その者が持つ、力や魂を血肉と共に取り込むといった呪術的思想や、怨恨による死体損壊、飢餓状態からの緊急避難などがあげられる。だが、大規模な食文化として存在したのは世界でも中国くらいだ」
ホビ:「流石、食の大国。本気度が違う」
博士:「ま、人を食った理由は簡単だ。昔の中国では動物性たんぱく質が貴重だったから、そういう物も無駄なく・・・って事だろう」
ホビ:「やっぱり、生きる為ってのが一番先に来るんだね」
博士:「皆、昔は普通に食べていた。世界三聖に数えられる儒教の孔子は、人肉を漬け込んだ物を日常的に食べていたし、三国志の劉備も、曹操に追われていた際に匿われた家で人肉を馳走になっている。また、明の時代に書かれた『本草綱目』には人間を使った漢方薬と、人肉の料理法が記されている」
ホビ:「料理法は載せないの?」
博士:「載せない。真似をするやつが出たら、どうするんだ」
ホビ:「居ないよ。賭けてもいいね。大体、これを見ている人間自体が、絶滅危惧種より少ないというのに。あるわけがない」
博士:「それもそうだな。でも、載せない」
ホビ:「何故」
博士:「めんどくさいってのと、写真が無いからかな。今の世の中じゃ」
ホビ:「成程。すごく納得」
・・・
博士:「さて、長きに亘る、奇食・怪食の話、いかがだったでしょうか?そこそこ面白い、全然、つまんねェよ! まぁ、色々な感想も御座いますが、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました」
ホビ:「もう、絶対に会うことは無いだろうけど、変な食い物に出会ったときは、僕らの事を少しでも思い出してくれたら、うれしいな!何、思いださねェよ・・・そうですか」
博士・ホビ:「それでは皆様。永遠に、アディオスッ!!」
博士:「なんか、今週で最終回らしい」
ホビ:「そいつはまた、突然だね。で、ラストって事は無論、人食いの話をやるんでしょ?」
博士:「んー、読者から『やっぱり最後に来た』とか思われたくない。何かヤダ」
ホビ:「いや、何。その変なプライド。大分、前から長いこと置いておいた話題でしょ、今やらないでどうすんの!」
博士:「・・・しょうがないな。じゃあ、無駄を削いだシンプルな感じで」
ホビ:「そうこなくっちゃ」
博士:「人肉食というのは歴史を紐解くと、かなりの文献からその存在が確認できる。その者が持つ、力や魂を血肉と共に取り込むといった呪術的思想や、怨恨による死体損壊、飢餓状態からの緊急避難などがあげられる。だが、大規模な食文化として存在したのは世界でも中国くらいだ」
ホビ:「流石、食の大国。本気度が違う」
博士:「ま、人を食った理由は簡単だ。昔の中国では動物性たんぱく質が貴重だったから、そういう物も無駄なく・・・って事だろう」
ホビ:「やっぱり、生きる為ってのが一番先に来るんだね」
博士:「皆、昔は普通に食べていた。世界三聖に数えられる儒教の孔子は、人肉を漬け込んだ物を日常的に食べていたし、三国志の劉備も、曹操に追われていた際に匿われた家で人肉を馳走になっている。また、明の時代に書かれた『本草綱目』には人間を使った漢方薬と、人肉の料理法が記されている」
ホビ:「料理法は載せないの?」
博士:「載せない。真似をするやつが出たら、どうするんだ」
ホビ:「居ないよ。賭けてもいいね。大体、これを見ている人間自体が、絶滅危惧種より少ないというのに。あるわけがない」
博士:「それもそうだな。でも、載せない」
ホビ:「何故」
博士:「めんどくさいってのと、写真が無いからかな。今の世の中じゃ」
ホビ:「成程。すごく納得」
・・・
博士:「さて、長きに亘る、奇食・怪食の話、いかがだったでしょうか?そこそこ面白い、全然、つまんねェよ! まぁ、色々な感想も御座いますが、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました」
ホビ:「もう、絶対に会うことは無いだろうけど、変な食い物に出会ったときは、僕らの事を少しでも思い出してくれたら、うれしいな!何、思いださねェよ・・・そうですか」
博士・ホビ:「それでは皆様。永遠に、アディオスッ!!」