幸せビートを感じながら∞自分そして宇宙の探究∞

あなたの身体は分かっている

前回の記事について、補足したいと思います。


次のように書いたと思います。


発生した思考または感情を、別の生命体と認識して共感すること。


つまり、こういうことなんですね。


生命体というのは、生まれて、そして、死んでいきます。
しかし、「想い」を残したままだと、それに引きずられてうまく死ぬことができません。


感情という生命体も、感情を十分に表現しきれないと、うまく死ぬことができません。


 「喜び」の感情は、喜びを十分に表現して、すっきりと消え去ることができる。
 「怒り」の感情は、怒りを十分に表現して、すっきりと消え去ることができる。
 「哀しみ」の感情は、哀しみを十分に表現して、すっきりと消え去ることができる。
 「楽しみ」の感情は、楽しみを十分に表現して、すっきりと消え去ることができる。


「想い」が残ったままだと、いつまで経っても、消え去ることができません。
トラウマに起因するようなものは、何度も何度も自動的に発生してきます。


つまり、成仏できないんですね。


われわれ人間も、辛いことや苦しいことがあったりします。
でも、他人に話したりして、分かってくれたり、共感してくれたらどうでしょうか。
ただそれだけで、辛いことや苦しいことの多くは、消え去ってしまいます。


感情という生命体も、同じなんですね。


気持ちを聞いてくれたり、分かってくれたりするだけでいいのです。




だから、『共感』なんですね。




思考を書き換えていく為の第一ステップになります。


次のステップに進んでいきたい所ですが、まずは、この『共感』が大切です。


何度も書きましたが、このような事は、先を急ぎ過ぎてはいけないと思っています。
慌てず、ゆっくりとやっていくことが、とても大切です。


頑張ってやっていく必要がありますが、けっして頑張ってはいけないです。
一生懸命にやることはいいことですが、やり過ぎてはいけないです。


 「いい加減さ」


このような感覚が、非常に大切です。
もちろん、悪い意味で、いいかげんにやっていくということではないですが。


そういうことで、今回は、別の話をしたいと思います。


さて、「ゆるむこと」について、書きました。


それを行っていると、様々な思考や感情が自動発生してきます。
それに身体が反応して、動いたり、歪んだりしてきます。
場合によっては、立っていられず倒れたりするかもしれません。
身体の力を抜いてゆるんでいればいるほど、身体が反応します。


そして、自己観察をしていると、次のようなことに気づかされます。


思考や感情の内容によって、動き方や歪み方が違っている。
その内容によっては、立っていられないこともあります。


つまり、思考や感情に連動して身体が動いているのです。


楽しい感情の時と不安な感情の時では、明らかに身体の動きが違います。
これは、誰でも分かり易いと思います。


そして、微妙で些細な、思考や感情の変化にも、身体は反応しています。
また、自分自身では気づいていない思考や感情の変化にも、必ず反応しています。
もっと正確に言えば、まず身体が動いてから、思考や感情が動くのですが。


両足で立っていると思いますが、片足立ちで行うと、それがよく分かります。


片足だけで立とうとすると、不安定になり、立っているのが難しくなります。
この時、下半身に力を入れて、踏ん張って立とうとしないで下さい。
けっして、頑張って立とうとしないで下さい。
立っていられず、倒れてしまうかもしれませんが、それでいいです。
身体の力を抜いてゆるんで、片足で立とうとするのです。


片足で立てることに意味があるのではありません。
片足で立つことによって、不安定になります。
そのことによって、次のようなことを体感していくのです。


 「微妙で些細な、思考や感情の変化にも、身体は反応している」


十分に自己観察をして、そのことの意味を理解することが、非常に大切です。


でも、少しの時間でも、片足立ちを継続できないと、自己観察そのものができません。


その為には、どうすれば良いか。
ちょっとしたコツがあります。


頭の位置を安定させようと意識するのです。
ただそれだけを意識するのです。
もちろん、身体の力は抜いてゆるんでいます。
また、背筋は、スッと伸ばして目線は真っすぐな方がいいです。


最初のうちは、なかなかうまくいかないと思います。
でも、やっていくうちに分かってきますが、この方が楽に立てるんですね。


片足を踏ん張って、頑張って立つよりも、楽に立てるということが。


この詳細な意味については、次回に書きたいと思います。


でも、一言だけ書いておきます。


 「あなたが考えている思考、あなたが感じている感情よりも
  あなたの身体は、もっと早くもっと正確に、分かっています」


では、また、書きたいと思います。


2019年3月30日 よしのぶ

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