つつきまわすの、止めてほしい

川崎市の事件以来、ひきこもりの社会問題化、顕著ですが。

あたしも、最初の職場を辞めてからの７ヶ月
二回目の職場を辞めてからの三ヶ月、
家に居ました。普通に食事して、適度に外出もして。

どちらも冬でしたので。こもるには最適でしたが。

でも実母が五月蠅かった。
「大の男が仕事をしないとは考えられない」
「となりのＫさんや、世間様に顔が向けられない」
「もういいから、さっさと就職しろ」

時々ボソッていうんです。現状を容認するような顔をしながら。

あの時の実母は今でも嫌いです。
まだ、今の郁子の方が理解がある。

こういう事件があると、ワイドショーや週刊文春などが
小学校の優等生、のような、価値観物差しで、社会問題化させるんですよ。

すると、中年引きこもりを抱える、７０代８０代の老人老婆たちが明らかに動揺して
「お前は何だ」とか、日ごろ本人に言えないストレスを
世間のエネルギーを借りて、ここぞとばかりに言い募る。

ひきこもり本人たちの心のバランスが崩れる。
自殺、犯罪、家族を刺すやつも、中には出てくるでしょう。

お願いですから、つつきまわさないで、頂きたい。
そっとしておいて、頂きたい。
問題の解決にはならないが・・・・