ラジオ関東の思い出（夜９時半のニュース）

今でも夜のニュースは２１３５分頃から８分間ほどありますね。

ラジオ日本は昔から、定時ニュースを

不思議な時間にやる特徴があります。

昭和４９年ごろ、夜のニュースは２１時３０分からでした。

アナウンサーによる一日のニュースのあと

今日の焦点という、いわばニュース解説のようなものが７分ほど

一度ぼんやりしていて、ニュースセンター９時を見逃したという

ウチの父親に、ラジオ関東　よる９時半のニュースを聞かせたことがあります。

当時のラジオ関東は出力３０kwでしたが、指向性がすでにかかっていて

指向と正反対の北西方向だった東久留米市は、夜間ということもあって

ヒュウウウウという

不気味なフェージングのかかる決して受信状態のよくない時間でした

父親は黙って聞いていましたが、やがてありがとうと言って

勝手に風呂に入ってしまいました。

昭和の父親ですね。

ニュースと今日の焦点の間にｃｍがいつも入りました。

ミノファーゲン製薬の　グリチロン　という錠剤のｃｍで

坂井隆夫さんの声だったと思います。

グリチロン錠は　グリチルリチンなどの働きにより

肝臓疾患や　アレルギーなどで薬に過敏な方によく効きます

といい

お求めは　薬局　薬店で　という。

（まだサンドラックやウエルシアなどない時代）（薬局と薬店はどう違うのか）

グリチロン錠２号は　１００錠　９５０円で　

どこのお薬屋さんにもございます

ホントかなあと思いました。

ミノファーゲン製薬は西新宿に現存し、グリチロン錠は大手製薬会社が

下請けで作ってあげているそうです。