食べたいな

昭和４４年の夏の終わり、栃木の田舎に行っていた
あたしと祖母と祖母の姉

台風で列車が遅れて、やっと晴れわたった小山駅の
ホームで小金井発の上野行き、１１５系の普通電車を待っていました。

台風上がりで駅弁当売りもヒマ。
小山駅ではうなぎ弁当を売っていたらしいですね。

あたしは、駅前の親戚の家でアイス食って、おなか一杯。
でも昼食っていないので、おばが、気を使って
よしくん（あたしの愛称）うな丼買ってやろうか？と
しきりに聞いてくれました。

この叔母は本当に面白い人で、この時かな？
上野から赤電話で船橋の自宅に電話するのに、

かからない、
かからないなあといって、困っています。

ダイヤル、まわす回数が明らかに少ない。

おばちゃん、市外局番、まわしていないんじゃない？

船橋の市外局番、当時は０４７２です。

電話は一発で掛かりました。
ほんとだわ、よしくん、おりこうだねえ。

そのあと、叔母はことあることに、あたしが市外局番を教えてくれたと
吹聴宣伝し、あたしの株が上がりました。

天国で、楽しくやっているだろうか？

おれ、うなぎ食べたくなってきた。

冷えるなあ！

これから、就寝するのだが、
いやあ、東久留米、冷え込んでます。今年になってから、一番寒いわあ。よーく蒲団のなかにもぐらなきゃ。
北日本とかは、もっと、さむいのでしょうね。