そして・・・・
独りぼっちの
ドギョンの
傍には
キジェ、そー云わんと
爆～～
キジェっ
そやろっ
「何？」ってなるでっしゃろっ
そーなんよ
訳分からん八つ当たりするんよっ
ドギョンが苦労して
慣れぬアルバイトで昼夜問わず
働いたお金でプレゼントした
ドギョンの思いがいっぱい詰まった
ネックレス・・・
怪我をしながらも
疲れた身体で一生懸命
祝膳を真心込めて作った
ドギョンの思いがいっぱい詰まった
ワカメスープ・・・
ドギョンは
沢山の愛を
プレゼントして来たやないですかっ
処分された木彫り人形も
ゴミ箱から探し出して
ジアンに渡してやり
女帝からの突然の美術館の集いへの召集要請にも
ドギョンネットワークで
財閥令嬢に仕立ててやり
東大門でネックレスをスリに盗まれた時は
足長キックで助けてやり
染職人の所へ行った帰り道
迷子になったのを
迎えに行ってやり
アヒルのイラストを公募に
出してやり
白いヒヤシンスを二回も
渡してやり・・・・等々
他にも沢山の数々の思い出と共に
何にも変えられない
ドギョンの愛を送り続けて来たや
おまへんかっ
自分が気に入らん
となると
云いたい放題八つ当たりですわっ
ぶつくさ云いながらでも
気になってしゃーなくて
自らプレゼンの準備してたがなっ
シェアハウス大家さんに
工場を紹介してくれと
頼んでたので
厳密にはシェアハウス大家さんが
力になりましてんでっ
中古の機械は
ネットで調べてはりましたけど
ネットでっネットだからっ
このご時世
そんなに大変な事やおまへんでっ
何軒かの機械屋さんに出向いて
値段交渉した訳やないし～～
ジアンが
木彫りイヤリングを制作するため
たまたま木くずを
探してる時に
ひとり言で呟いてたのを
たまたま
ドギョンが聞いていて
閃いた
のはドギョンやからっ
それは
シェアハウス住人なら
教えて貰う事になっとりますから
自分が自分が自分なら
出来るのよ顔で
好きで自らしゃしゃり出て
社長夫人気取りで
張り切ってドヤ顔してたし～～
ドギョンが正式に依頼した
仕事の木製の猫用トイレ
仕事だからっ
それも嬉々として
張り切ってしてはったし～～
ドギョンがエエ加減怒って
決別宣言
をしたのにも
関わらず
頼みもせんのに熱心に看病して
更にっ
熱にうなされて意識朦朧の
ドギョンのお口を
勝手に奪ってましてんでっ
頼みもせんのに～
それは・・・さっき
云うたので
割愛しまっさ～～
ジアンアッパーシャーロックの
実力は確かに凄いでっせ
そんな事おまへんっ
ひっ
さっきから気になってましてんけど
ジアンの八つ当たりが
洗脳されたかの様に
なってまへんかっ
ドギョンが魅力的だから
ジアンは
ドギョンを好きになった訳で
決して
ドギョンが駄々をこねて
無理矢理にとかやおまへんでっ
もうすっかり洗脳されてしまって・・・
自己嫌悪に
陥ってしまってるんやおまへんかっ
取調室で
「お前がやったんだろっ」と
自白を迫られた
無実の人が疲れ果てて
そうなのかも・・・と
錯覚を起こしてる状態の様だっせっ
あの人の望みは
コロコロ変わるので
そんな事あらしまへん
それも違うっ
嫌よ嫌よも好きの内なんやってっ
意気揚々と手助けしてましたでっ
ドギョン～～～～～
自責の念に駆られては
あきまへん～～
その拳でグーパンチ
を～～
その拳の行き場は・・・
能天気
過ぎる祖父さん～～
てへぺろ祖父さん～～～
その通りやがなっ
元はと云えば
祖父さんがろくでもない事を
するからやがな～～
グーパンチは祖父さんに～～
萌え～～～
になる睨み
とーとー祖父さん
強制的にハワイ行き宣告～～
大好きなハワイが
祖父さんを待ってまっせっ
アロハ～～祖父さん～～
容量制限のため分かれまっせーー
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