このところDVDやテレビドラマをいっぱい見過ぎたので、
忘れ去るのも流れ作業的に早かった!
というのも携帯に半額セールというチケットが着信されてると
ついついたくさん借りて来て、一気に観てしまったりして、
観てから日が経つと感想もぼやけてきてしまうのです。
というわけで、面白くて印象に残ったものだけの感想を2言3言。
☆DVD見た順です☆
『運命じゃない人』
アフタースクールが面白かった内田けんじ監督の前の作品いうことで観てみました。
よくできてる映画で、「えっ!?」と思って、もう一度前のシーンを確認したくなるので、
その点、後でまたチャプター選択で観れるので、DVDで良かったと思いました。
パズル好きの人だったらかなり楽しめるのではないでしょうか?
でも最後のシーンは、「その後どうなるの!?」っていう感じで、
希望は持ちつつも観客は取り残された感じがしないでもない・・・
「キサラギ」も観てみたくなりました。
『ボビー』
JFKの弟のロバートケネディがもう少しで大統領になれるかも知れない、
という最中に凶弾に倒れる瞬間に居合わせた人々のそれまでのエピソードを
多層に同時進行させつつ、最悪なクライマックスへと導いていきます。
リアルで迫ってくるものがあり、あらためて悲しい残念な出来事だと思いました。
随所で聞かされる、ケネディ氏の演説が素晴らしく感動しますので是非聴いて欲しいです。
『クラマーズ・ハイ』
御巣鷹山での日航機墜落事故をめぐっての、いかに早く事実に迫って、
それをどう伝えるか?をめぐっての報道機関現場の修羅場の人間模様。
スクープ記事を登山にたとえて、安全の2重チェックの重要性にこだわる主人公を
堤真一さんが好演してました。
事故から20数年経ってからの設定なので、深いものがあります。
観てて、「そういえばあの頃は携帯もなかったんだ」って隔世の感もありました。
『震度0』
これは阪神大震災の朝に警察内部にも起きた事件が同時進行するという設定です。
わかっているのは、<1人の警官が消えた>という事実だけですが、
その解決を目指すなかで、組織や人間の弱さや醜さを露呈していきます。
キャリア、準キャリア、ノンキャリアの熾烈な攻防戦は
いくらフィクションとはいえ引き込まれました。
地震も大地震だし、事件も警察を揺るがす大事件です。
両方とも激震なのに、なぜ「震度0」?
最後に主人公が真実を前にどちらを選んでも正しいとは言えないような
究極の選択を迫られるのですが、結論はどうなのでしょう。
「震度0」ということは、揺れなかったことにしてしまうのでしょうか?
本を読めばわかるのかしら?
『ルパンの消息』
上の「クラーマーズ・ハイ」「震度0」と同じく横山秀夫さん原作で、
こちらは3億円盗難事件と絡ませて謎の事件の展開があります。
主役を演じたのは「震度0」でも主役を演じた上川隆也さんで、
好きな俳優さんだから、よけい引き込まれました。
役どころは「ルパンの消息」の真摯な刑事のほうが似合ってましたが、
「震度0」のプライドの高いキャリア警察官も見ごたえがありました。
刑事さんの中に、「あっ、運命じゃない人だ!中村靖日さん発見!」
『近距離恋愛』
魔法にかけられてのジェームズ・マースデンが出てて、
なんとなくかぶり、同じような面白さを感じました。
本筋からはそれますが、貴族はほんとにあんな生活なのか?が興味深い!
ストーリーがすべてなので省きますが、ハチャメチャだけど楽しい。
『幸せになるための27のドレス』
純粋に主人公に共感できて感情移入できる人は面白いと思います。
えぇ…私は面白かったです。
☆テレビ☆
2月7日(日)午後4:45~6:00プレミアム10 『手塚治虫 漫画 音楽 そして人生』
今年は手塚治虫さんの生誕80周年、そして亡くなって20年の年です。
この番組は特に手塚氏の音楽とのかかわりについてをテーマにしてました。
嬉しいのは、私も好きな音楽が多かったことです。
たとえば、ジャングル大帝のテーマ曲は冨田勲さん(NHK新日本紀行のテーマ曲など大御所)で、
手塚氏直々に電話でお願いされたとかで、
すべて、アニメの中の動物の動きにあわせて演奏されてます。
音楽まで質の高いものにこだわってるからこそ、子供の心にも響くものがあったのでしょう。
あと嬉しいことに坂本龍一さんも手塚ファンで、
「漫画の曲線の美しさは音楽好きからきてるのでは?」とおっしゃってました。
また山下達郎さんも大ファンで、手塚氏が亡くなられた時には、
「鉄腕アトム」全巻を読み返して、しかも細部にわたって覚えてた自分にびっくりなさったとか!
山下達郎作曲の「アトムの子」もアトム好きが伝わって素敵な曲です。
エピソードも面白かったのですが、なかでもお嬢さんが吹奏をやってられて、
その演奏会には、仕事をちょっと抜け出して来てくれるけど、
仕事の現場では「手塚さんが居なくなった」と大騒ぎになってたとか。
最後は手塚治虫さん本人が歌う、「鉄腕アトム」で終わりましたが、
音楽好きで優しいおとうさんの一面などがわかって、楽しい番組でした。
私は歳を取っても、手塚治虫氏のおかげで退屈することがないでしょう。
まさにアトムの子、昭和の子です。
3月15日(日)午後9:11~11:24 『落日燃ゆ』
篤姫で勝海舟を演じた北大路欣也がとてもよかったので、この番組も見たいと思いました。
戦前、戦中、戦後と一貫して戦争反対の立場を貫いていた広田弘毅さん。
氏がなぜA級戦犯として裁かれなくてはならなかったのか?
時代に翻弄されて、歴史に埋もれてしまった人の真実はどうなるのでしょう。
あまりにも重すぎて感想が言えません。
ただ今まで生きてきて、こんな人生を送った人がいたことを私は知りませんでした。
2言3言のつもりが・・・つい長々となりました(*_ _)人
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勧めてます!!!!
こういうのが好きなら「アヒルと鴨のコインロッカー」もおもしろいですよ。観た?
読んだかな?
「ボビー」も大好きな映画なんです。
あんなにいい映画なのに、評判はイマイチでしたよね。すごく好きな映画です。
「キサラギ」も大好きです。
あとの邦画は、観てないです。でも本で読みました。横山さんの小説は、大好きなんです。
こんど借りてきます!
今日は、「ありふれた季節」ですか?オンエアバトルですか?
どっち録画しようかな…。
最後に「部屋の鍵貸してくれ」って言ってた会社の先輩が
あの女の子と部屋の前でぱったり会うでしょう…
あのあと、どんな展開になるのかな~って思いますよね~。
「アヒル…」観たいと思っててまだなんで、次回借りる候補です。
横山さんの本は読んでないから本のほうではどんな結末なんだろう?
って興味が出て、違う楽しみがありますね。
本が先だと自分なりのイメージができあがってるから期待外れ!
なんてこともあるでしょうね、でも堤さんと上川さん好きな俳優さんだから。
DVDお勧めは「宮廷画家ゴヤはみた」です(出るのは4月かな)
タイトルはどうかと思うんですが(笑)見応えがあります。
どっと疲れて気持ち的に立ち直るのに暫くかかりましたが、
たまにはこんな力作も「映画観た~」って感じがします。
ガーン!なんですが、オンエア録画してると思って安心して
「ありふれた…」を観てたら「オンエア…」録画してませんでした。
(自分で言っときながらアホですよね)
チャンピオンはトータルテンポスだったそうです。
「ありふれた…」いつもセリフがもどかしい面もありますが良かったです。
加瀬亮さんがいいなと思ってますが、この人草食系っぽいですよね。
私の今の草食系ベスト3はですね(笑)
石川亮(ゴルファー)
瑛太
加瀬亮
です…。